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SIGMAのレンズ:写真の部屋(無料記事)

Nikonを使っていたときに一番つけていたのが35mmのf2だった。

古い設計のレンズだけど、毎日持ち歩くのにコンパクトでよかった。俺は大草原とかじゃなく、狭苦しい都会の街で撮ることが多いから、人とぶつかりたくない。軽くて全長が短いレンズほどありがたい。

fpとともに手にした45mmが素晴らしかったので、この軽快なシリーズが他の焦点距離で出るのを待っていた。35mm f1.2はもちろん最高のレンズで、スタジオでは使うけど、散歩に行くときは大げさだ。それとは使い分ける。

今回、コンパクトな、24、35、45、65mmが揃ったことで、俺のスナップライフは格段に楽しくなると思う。アホほどの解像力を求められる仕事でなければこの4本だけでロケに行ける。そんな仕事ないけど。

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大きくて立派なレンズをつけていると偉い、みたいなカルト宗教はさておき、軽くてコンパクトなレンズでどんどんいい写真を撮って欲しいなあと思う。とにかく持ち出すことが億劫になってしまう機材はダメなのだ。

どんな風景でも、瞬間でも、そのときにカメラを構えていないといけない。自宅に立派なカメラとレンズがありますけど、今日は持って来ていません、ではお話にならない。だからスマホは優れた写真を残し続けている。

SIGMA fpでもEマウントでも、最初にカメラを買うならこの中のどれかを1本だけ買うといいと思う。それでももっと引きたい、寄りたいと思ったら買い足せばいい。

アホほどの解像力、と書いたけど、それはSIGMAのArtラインがスゴすぎるだけで、このあたりのレンズでも描写には何の心配もない。

ぜひお試しあれ。

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写真の部屋

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人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。