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70人のクラス:写真の部屋

「70人いるクラスで、ずっとひとりの友だちとしか話していない。それでクラス全体を知っていることになるでしょうか」

という話を友人とよくしていました。わかると思いますが、70人というのは世界の人口の比喩です。「ひとり」は日本の人口。「自分の身の周りもたいして知らないくせに、何が外の世界じゃ。たわけ者が」というのが古くからの日本のメンタリティであり、別に外の世界を知らなくてもいい、という自己弁護にも使われてきました。

この写真はテキサス州、Marfaで撮影したものです。Marfaはミニマル・アーティスト、Donald Juddの功績によって、街全体が文化とアートに囲まれています。こういったものをその場に立って自分の眼で見ると、世界には70人の人がいて、自分たちはその中のひとりでしかないと痛感します。もちろん世界の人々はその特殊な「ひとり」を感じるために日本に来ます。世界は場所ですがニューロンのような接続関係でもあります。では、次の動画を見てください。

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写真の部屋

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人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。