カメラを買う話：写真の部屋

カメラは、撮る人を写しているんだ。

本の中で、主人公が生まれて初めてのカメラを買いに行くシーンがあります。どうやってカメラを選べばいいのかを教えてもらうのですが、そこで「プロフェッショナルは普通、カメラを二台買う」という話をしています。

具体的に言うと私が最近メインで使っているのは SONY なのですが、新しい機種が出ると次々に買い換えています。α7 から始まり、8機種くらいでしょうか。カメラは仕事によって使い分けるので、Hasselblad も併用していますが、私の場合、Leica でできるような仕事はないので、ほとんど使っていません。

SONY は高画素のタイプ、動画に特化したタイプなどのラインナップがあるので二種類を混ぜて持っていくこともあります。α9ii は画素数が抑えられているので、それほど大きなデータが必要ないときに便利に使い分けていました。今は α1 を二台とα7R5 を併用していますが、次はおそらく α1 は残したまま 7R5 をリプレイスしてグローバルシャッターの α9iii を加えるかもしれません。α1 はそれほど気になりませんが、7R5 はローリング歪みが大きすぎてサイレント撮影がまったく使えないからです。