枯れたオジサンの役目:Anizine
平林監督は「おじさん」についてよく書いていますが、当事者としていつも楽しく、時にはジクジたる思いで読んでいます。
若い頃、おじさんと接するときは緊張したものです。一般的な事務職とは違って、我々はお父さんもしくはおじいさんのような年齢の人と一緒に仕事をします。プロジェクトの末席に参加しているというのではなく、専門職として分業するのです。ベースとドラムとギターみたいなことです。これは20代には責任が重く、業界でも名の知られた百戦錬磨の年長者と同じステージに立つのですから、緊張もトラ・トラ・トラでした。
そういうとき、「おいおい、MAXに緊張するなよ、俺とお前は同じだ」と言ってくれる優しい大人がいました。それでリラックスできたことは数知れません。さて何が言いたいかというと、ここから有料ゾーンに入りますね。
多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。