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竹の節が豊か。

月末、パリに遊びに行く。

あらかじめ遊びの予定を入れておくと、その前後にやらなくちゃいけない作業や打ち合わせなどがクリアになるのが利点。

竹の節って、節の前後だけ盛り上がってるじゃん。あれをイメージしてる。長い全体像はイメージしにくいから、想像のつく短い期間で一年を分割して遊びの予定を入れている。

1月、3月はパリで遊ぶので、必然的に2月はツメツメに仕事をすることにした。そのやり方は「3ヶ月フラットに仕事をする」よりは俺の性に合っている。飽きっぽいから持続することが苦手なのだ。

遊びではあるけど、旅先で「なんてことない写真」を撮れていることや、気づくことがあり、会えるはずがなかった人と出会っているから厳密には遊びだけじゃない。あとで仕事に直結するかもしれないからと言って「写真のストック」や「人脈作り」とは違うんだけどね。

得をしようというムードを出している人と、人は打ち解けられないから。

大事なところで改行したので言いたいことはわかると思うけど、すぐに得をしようと思う人は必ずあとで損をするものです。遊びに行った先では、できるだけ何も用事がない状態にしておく。たまたま知り合った人に「明日は空いてるか」と聞かれたら「ガラ空きでっせ」と答えたいからだ。

働き方改革なんて施策を、国家公務員しか経験したことがない人に作れるはずがない。彼らの方法は、公務員が考える「ローリスクな生活」にしか当てはまらないからだ。

色んな識者が言ってることだけど、これからは「この仕事に誰を呼ぶか」というオファーしかなくなってくる。それ以外の誰がやってもいい仕事は、AIにお任せってやつだ。

その時に外部の状況変化を嘆いていても仕方がなくて、自分のストレスがない方法で変化に対応しなくてはいけない。この二重の条件を満たすことがとても難しいんだけど、探せば必ずある。それがギャンブル。

手元にある1万円を残しておくか、何かにベットするか。残しておきたいけど配当は欲しいなんて都合のいい話がないことは簡単にわかるだろう。

それが自分にとって「3ヶ月に一度はキッチリと、できれば仕事をネジ込まれない外国に行って休む」こと。そんなに休むAIなんかないから、俺の仕事はAIには置き換えられない。

そしてAIは「竹の節豊か」なんていうクソダジャレは考えられないのである。ざまみろ、なのである。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。

風呂場より遠いところはタクシー。
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写真家・アートディレクター。着ぐるみの中は繊細です。1964年生まれ。「ロバート・ツルッパゲとの対話」 https://www.amazon.co.jp/dp/4908586071/