赤ちゃんの写真:写真の部屋
Youtuberのカジサックに呼ばれて、先日生まれたばかりの「はるちゃん」を撮影した動画がアップされた。キングコングの梶原さんとは6年くらい前から付き合いがあるけど、カジサックとして会うのは初めて。
https://www.youtube.com/watch?v=O6r2MZXCeK0
撮るのは「ニューボーンフォト」というお題だったんだけど、欧米でやっているような典型的なスタイルにするつもりはなかった。あれがあまり好きではないのは、赤ちゃんが実際にはしないポーズを作り、固定しているから。
写真は自分だけのスタイルで撮らなくちゃいけない。だから「この方法で撮って欲しい」と仕事を頼まれたらダメなのだ。それは他のカメラマンでも置き換えが効く。方法の真似が巧ければいい、ということになる。
俺は最初に「自分の方法で撮りますけど、それでいいですか」と聞く。もちろん俺はアートディレクターでもあるので、こうしたいときに何をして欲しいのかは言われなくてもわかる。それに対して方向がズレた自己主張をしようとは思っていないということだ。
だからジャンルの名前に即した「ニューボーンフォト」というスタイルで撮る気もないし、妊婦さんを撮るとき、それを「マタニティフォト」を撮っているとも思っていない。モデルや女優を撮るときと同じで、ただ妊娠している時期に撮っているというだけ。
撮影しているところを動画で撮られるというのはけっこう恥ずかしいことがわかった。これはどうしようもない。
それはさておき、『渋谷のテレビ』で河瀬さんと西本さんが「写真の部屋」で、自分にダメ出しをされているんじゃないかと言っていたが、そういうことでもない。誰かの写真や、写真について話したことをヒントにすることはある。でも、できるだけ誰もが自分について話しているように感じてくれるとうれしい。
今のような状況でなければ、実際に集まって話をするのが早いんだけど、はやくこの状態を抜け出したいですね。
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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。