ツナガリック・アニマル:Anizine
パーティなどでそこにいる全員に名刺を配りまくっている若者がいたりするんだけど、俺はもらわないか、強引に渡されても捨てる。二度と会わないだろうから。
人とのつながり、というのはそんな方法でできるものじゃない。
有名な人、立場が上の人に取り入ろうとするなら、もうちょっと勉強した方がいいと思う。その行動は、皆が楽しんでいる場を「不潔なもの」にするんだよ。
誰かと友人です、と言ったときによく聞かれるのが、「どうやって知り合いになったんですか」という質問。そんなの知らないし憶えていないんだけど、参考になるかもしれないと思うことがたまたま今日あったので、説明に使わせてもらおうと思う。
俺の尊敬する友人である平林監督が、勝俣さんというプロデューサーとよく仕事をしている。一緒に作った映画などに俺も参加させてもらっているから、平林監督を通じて俺と勝俣さんは知り合った。勝俣さんは板橋さんという監督とも仕事をしていて、今、『泣く綾乃』という短編映画のクラウドファンディングをやっている。
俺はふたりの映画作りへの情熱を知っているから、クラウドファンディングに支援をした。それをSNSに書いたところ、俺の敬愛する友人の江口ともみさんが『泣く綾乃』のクラウドファンディングに支援してくれた。勝俣さんは水道橋博士さんと仕事をしているので事務所を通じて江口さんにお礼をすると、その返信が江口さんから来る。
多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。