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13時から16時のボツ写真:写真の部屋

毎日どんなときでも写真を撮っていますが、その中から皆さんにお目にかけるのは一日に数枚です。それ以外のモノは日の目を見ません。

撮る作業は筋肉を鍛える腹筋運動やジョギングと同じですから、スタジオでの撮影本番とは違います。ろくでもない写真ばかりがハードディスクに残っていきますが、今日はある一日の13時から16時までに撮った「ボツ写真」を恥を忍んでアップします。

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13時、有楽町に行く用事があったのでカメラを持って仕事場を出ます。カメラは7R4で、レンズはSIGMAの85mm。ただの用事で出かけるときはだいたいレンズ一本で、ズームはほとんど使いません。広角をつけていくこともあれば、標準、中望遠のこともあります。

まずはエレベーターの中に置かれていた掃除用のバケツを一枚。室内ではシャッタースピードを1/100にしておき、建物の外に出た瞬間、1/1000に切り替えます。この動きは呼吸と同じで、どんなときでも右手の指先が無意識にやっています。

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趣味でやっている「Intentional twins」という合成写真のシリーズのために2枚の写真を撮ります。移動している人を2枚撮って合成すると同じ人がふたりいるように見える。それがこのシリーズです。

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この日にアップしたモノがこれ。

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写真の部屋

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人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。