【霊感と理性〜思春期とお役目〜】
体が子供から大人へと変わる思春期にはホルモンバランスの変化に伴って、霊的な感受性も一時的に強くなることがあります。
このような霊感の高まりは、大抵は一過性のもので、大人の体に変わり、ホルモンバランスが安定すると落ち着きます。(所謂、神童やお役目での霊感の高まりとは違う)
では、「お役目」のような場合は、どのように霊的感受性が発揮されていくのでしょうか?
「お役目」(霊界からの通信者)として、霊感が高まる時には、「理性的」な現れ方をすることが多いのです。
どういうことかと言うと、
それまで深く物事を考えることが苦手だった子供が、ある時期を境に深く物事を考え、行動できるようになったり、
衝動性が強く、感情的に行動していた子供が感情を律して行動できるようになったりします。
また、知識的にも、体験的にも興味の対象が狭かったものが、幅広く知識や体験を積もうとする、
人に対して無関心だったのが、興味を持ち、積極的に関わるようになるなど、
心境の変化として現れることも多くあります。
「目に見えて分かりやすい」霊的体験や霊能力・超能力などが増えたとしても、それはホルモンバランスの変化が原因で引き起こされているだけのことがとても多い。
そのような時は、あまり深刻にならずに、日常生活の中でできるお祓いなどを活用し、規則正しい生活を心掛けることで、
お子さん自身もご家族も、心軽くその時期を過ごしていけます。
とはいえ、霊障ではないのか?と心配になることもあるかと思いますが、
不安や恐れは、低級霊の大好物。
「ま、そういうこともあるよね」位に楽観的過ぎるかな?と思うくらい楽観的に、あっけらかんとしていれば、
思春期が終わる頃には、不思議な現象は治まってきます。
仮に、お子さんに前述したような「お役目」のような兆候がみられたとしても、
本当に「お役目」ならば、親が何か特別なことをしたりしなくても、
いずれ自然とその道に導かれていくことになります。
もし、これを読んでくださっている方の中に、そのような「お役目」を持って産まれたお子さんをお持ちの方は、
将来、お子さんが大人になった時やお子さんが進路などで悩んでいる時、
「お母さん(お父さん)は、あなたがどのような選択をしても応援するよ」
と、声を掛けてあげてください。
ひょっとするとお子さんは「無責任な事を言わないで!」とか、
「お母さん(お父さん)は、自分のことじゃないから私の苦しさが分からないんだ!」
と、言ってくるかもしれませんが、
慌てず焦らず、お子さんの不安な気持ちに寄り添ってあげてください。
その上で、
「霊界の護りやお導きがあること」を伝えてみてください。
「お役目」を持って生まれた魂に、霊界は必ず報います。
もし、これを読んでくださっている方が、「お役目」を感じている方でしたら、
「常に霊界は見守り、導いてくださる」
ということを、どうか心に深く刻んで下さい。
霊界のお役目を果たすということは、混沌とした現世においては、大変な苦労があることと思います。
しかし、「今日まで生きてこれたように、今後も霊界は護り導きます」
私たちは、霊界の護りと導きなくして、現世で学び体験することはできないのです。
そして、「霊界の代表」とも言える、「お役目」を持った魂なら尚更。
苦労や困難に合うとき、自身の不運を呪いたくもなるでしょう。
魂は、苦労や困難を乗り越えることで、より内なる輝きを強く発します。
苦労や困難を乗り越え、
「人の痛み」が理解できて初めて、
人の気持ちに寄り添い、「霊界のお役目」を果たすことができるのです。
どうか、霊界からの使命を果たすために、自身の人格と能力を磨き続けてください。
私たちは、あなた方を見捨てることは、絶対に有りません。
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