勉強する方法

本日の参考図書:

・勉強とは、「情報にアクセスして、それを知識として取り込み、使える状態にする行為」であり、人生のあらゆる場面で必要になる。心理的負担なく、無理なく勉強する方法を探るのがこの記事の主旨である。

・無理なく勉強を始め、そして完了するためには、習慣を作ることと、環境を作ることが効果的である。

・習慣作りは、のちのち別記事にて詳細をまとめる。めんどくさいという気持ちは「今までの習慣をそのまま続けようとするほぼ無意識の力」であり、これは、新しい習慣を上書きすることで克服可能。

・環境とは具体的には、「場所」と「周りにいる人」である。

・誰にでも、「ここなら集中できる」「この人と一緒にいると思考が引き締まる」といった環境作りのコツがそれぞれある。自分に合ったものに即して環境を整えることが大事だが、イメージするだけでも効果がある。たとえば、「もしいままさに目覚めた空間が『図書館』だったら、まず本棚にある本をザッピングするだろう。」「ここが勉強し慣れたいつもの『ファミレス』だったら、きっとまず教科書を取り出すぞ。」「いまこの机に向かうぼくの後ろに『学校の担任の先生』がいたら、ゲームなんかしていられないな。」という具合である。

・つい手を伸ばしてしまうゲームのように、「達成感」や「爽快感」を得られる仕組みを作る。

・楽しんで勉強するという理想的な状態の感覚をまず覚える。自分の興味あることを調べてノートにまとめたり、実践に活かしたりする。いつもいつもは理想通りに楽しくというわけはいかないが、そういうときもこの状態を目指してしのぐ。

・ムダっぽい「余談」や「エピソード」(=ある情報に関する情報=メタ情報)を積極的に取り込む。人間の脳は、物語や感情と結びついたことを強く記憶するようになっている。勉強にとっては、ムダどころか効率がいい。

・時間的制約、金銭的制約、ハンディキャップ⇒自由に越したことはないものの、不自由な状況も都合よくとらえて、その状況を利用する。

・興味の無いことを勉強しなきゃならないとき⇒楽しむ方法を見つける
①興味の幅を広げる良いチャンスだと捉える
②「知る楽しさ」を知るチャンスだと捉える
「知ることが一番の快楽である」(プラトン)⇒知る楽しさに気付くと、人生を楽しむことができる。そういう「知る楽しさ」に気付くチャンスを得られる可能性と捉える。
③マンガや映像で学習する
④SNSでそれを楽しんでいる人を探してフォローする

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