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無学でいることは悪なのか


私が何故、無学で学歴も無い空白の経歴なのか寺山修司を通して理解した。きっと私は学歴を求め普通を務めんと真面目を通しても、ドコかでハッと我に返り高校ないし大学も退学しては、哲学やら美術やら形のない不安に突き進む未来が確定しているからだ。だから私には真の学歴も経歴もないのだ。

家庭環境のせい、自分自身のせいで学歴が空白なんだと喚くのは、幼稚な言い訳で、確定した未来というのがある。しかし確定した未来に希望はないと寺山修司。希望がないから私は芸術という果てのない深淵に身を投じている。それは恐ろしい目に見えない引力で、暗くあの世のような未来だ。
寺山修司。
彼を通して、そうして私自身を客観視させ、私の未来、絶望、希望という病全てを指差し、より暗く投下させていく。己から飛び降りるようで、2面性である己であるペルソナが背を押す。まるで落下する夢を観て飛び起きるまでのような人生、私の人生


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