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白黒思考の辞め方
ある時こんなことを言われました。
「なんでそんな0か100かで考えるの?」
僕には当然そんな意識はなく、これが普通だと思っていたので驚きました。
発達障害の人の思考回路によくある、「白黒思考」ってやつです。
僕のこの思考回路はたくさんの人を困らせてきました。
本当にごめんなさいm(_ _)m
大人のADHDの認知行動療法ー本人のためのワークブックー
によると、認知の誤りには以下の種類があるみたいです。
・0 or 100思考
・ずっとそうなる思考
・片面しか見ない思考
・上手く行ったこと隠す思考
・聞いても無いのに知ってます思考
・大袈裟と過小評価思考
・極端化思考
・否定的な感情を実現させようとする思考
・〜すべきと断定する思考
・レッテル貼り思考
・あなたがこうなのは私のこういう性格のせいだ思考
・コントロール出来ないものなんとかしようとする思考
僕はこれを見た時「え、大体当てはまってるぞ」って思いました。笑
28歳ぐらいの時この本に出会ったと思いますが、その頃にYouTubeで見ていた「だてりゅうほう」さんと「鎌田悠成/ヒロ」さんらが(Drディマティーニも)
口を揃えて「インプットは辞めてとにかく書き出せ!」と言っていました。
お二人もとても勉強家で、過去にはで書籍などを読み漁っていた時期があるということでしたが、
まさしく僕も同じで、自己啓発・起業・経営・マーケティング・コピーライティング・税金・財務などなど数多の書籍を読み漁り、脳みそパンパンにしていました。
そこから教え通りにアウトプット中心の生活に変えていきました。アウトプットを簡単に説明するなら「良い質問に向き合って新しい思考回路を作る」ということでしょうかね。
これを続けたことで答えを外側に探す活動が少しづつ無くなり、自分の内側から答えを発見できるようになっていったのです。(毎日ではないですが当時から現在まで5年以上は日課になっています)
冒頭に出した白黒思考も、白と黒の間にあるグラデーションを認識できるようになって、周りの人に対しても0か100か攻撃をすることもなくなっていきました。
とにかくありがたい出会いでした。いつか直接お礼が言えるように精進したいですね。
ADHD自体が治ることはないですが、個人的には認知の誤りは正す(認知を広げる)ことができるように思います。
自分の人生を悲観したくなる出来事が起きても、このアウトプット習慣によって片面にフォーカスされていた意識を両面しっかり見られるようにすることができています。
そして段々と瞬時にそれができるようにもなっています。
すごいでしょ?
と言いたいところですが、現実は極小の脳内メモリーにタスクやスケジュールを翻弄される日々。
七夕の短冊には「リマインダーを脳内に埋め込みたい」と書いておきます。
あに
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