七夕の参拝[蜛蝫神社]
島根県にあるベタフミ坂近くに蜛蝫神社さんというお社があることを知りました。
ベタフミ坂近くに用事があり、そういえばこの辺りにはお社がないのかしらと調べてみたところこの面白い名前のお社をGoogle先生が示してくださいました。
蜛蝫神社は島にあるのですが、以前はむかで島と呼ばれ、隣の島がたこ島だったそうです。むかで島にある蜛蝫神社…意味が分かりません。
この細い道を上がるの?という5ナンバーの車でギリギリを道を上がりました。鳥居の前には駐車場らしき場所があったので、そちらに車を停めて参拝することにしました。
鳥居の横にある石灯籠は溶岩石だと思います。というのもたこ島もむかで島も共に火山島なので。
蜛蝫神社さんの廻りは鬱蒼とした感じに木々が茂っているなぁとは思ってはいたのですが、境内は何故か南国感が漂っていました。
シーサー感を感じる狛犬さんと背後に大きく育つ蘇鉄とこの日の湿度が原因だと思いたいのですが、ある種の異空間を感じる場所で、NEVER ENDING STORYを思い出しました。
シーサー的狛犬さんの間を通り抜けると、ここは本当に一体何処なのかしら?という不思議な気持ちになりました。
木々も狛犬さんや石灯籠と同じように左右対称に植えられていたのも印象的でそれも不思議でした。
石灯籠はしっかりと苔むしていて、とても不思議な参道です。石灯籠、狛犬さんと続いて隋神門があり、その奥に拝殿がありました。
また、お社は物凄い圧迫感というか威圧感を感じて本当に怖かったです。なので足早に参拝しました。
写真は参拝後に撮らせていただいたのですが、本当に怖かったので枚数撮っていません。
参拝してからも、威圧感も圧迫感も納まることがなく、ソワソワした感じと怖さが収まらなかったので早々に退散したというのが正直なところです。
後で調べてみたところ御祭神は素戔嗚尊とありました。今まで参拝したことのある素戔嗚尊が祀られているお社は、大国主命や天照大神のお社が近くにあったからか、こういった気持ちになったことはありませんでした。
過去に参拝したことのある神社では感じたことのない程の威圧感及び圧迫感と恐怖が、素戔嗚尊が単体でお祀りされているのが原因なのであれば、古事記に記載されている大層な暴れ者だったというのは事実だったのだろうなぁと思いました。
ドキドキしなからの参拝でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?