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『釣り人を増やす』は正解か?

どうも!

来月予定していた沖縄GT遠征釣行が中止になりコロナを恨みつつも金欠生活から解放される!?と思った矢先、自動車税の通知が届いて来月以降も無事に金欠が確定したかずおかです。

別にコロナによって僕の生活は1㎜も脅かされてはいませんが来月の生活は給付金が頼りなのも間違いありません。笑

今回の話はまた真面目な話です。
(最後まで写真の1枚も無く全て文章です、気合を入れてお付き合いください。笑)

さて。

年々減っていく釣り人口。
僕が生まれたころと比べても半分以下、確か三分の一程度まで減少しているみたいです。

これに対して各社新規参入の釣り人を獲得するべく色々な取り組みを行っております。
この行為自体は凄く良いと思うので微塵も否定するつもりはありません。

ただ、この活動によって入ってきた釣り人のマナーやモラル的なところで見逃せない部分があるのも確かです。

今回のコロナ騒動中、全国ネットのテレビでも悪い意味で釣り人が取り上げられるシーンを見る機会は少なくありませんでした。

メーカーやガイド業なんかを営む方から見てもやっぱり業界的な目線から見ると釣り人を増やすことが売り上げ確保や市場確保に繋がることは間違いありません。

その一方で釣り人の減少に伴い、釣り場も減少しているので一般的な釣り人からすると釣り人が増えることを嬉しく思う人は少ないように感じます。

僕自身、現在の釣り場の数やキャパを考えるとこれ以上釣り人が増えるのは得策ではないのかなと感じることが多いです。

特に新規で入ってくる人の中には次々と場所を変えて畑を荒らす害獣となんら変わらないような人も少なくはなくて、この手の人たちは釣りを楽しむ期間も一時的なもので飽きると呆気なく離れます。

この中から釣りにのめり込むのは極一部でかなりの労力を費やす割に…といった結果になることが多いです。

さてさて。

前置きが長くなりましたがここからが本題ですね。
ここからはあくまでも現時点で僕個人が思っていることということを踏まえて見てください。

そもそも今の状況を考えると釣り人ってこれ以上増やす必要もないよな~と思っていたりします。

それよりも「もっと釣りを深めてもらう」ことと「様々な釣りを覚えてもらう」この二つの方が重要だし力を入れるべきだと思うんですよね。

「球技」=「釣り」で考えるとわかりやすいと思います。

例えば「野球」をしたことが無い人に野球を覚えさせようと思ったらそもそもの運動センスや本人のやる気が追い付かないと覚えるに至らず辞めてしまうと思いません?

でも、ソフトボールの経験があれば思ったよりスムーズに覚えられたりもするわけです。

釣りをしている人なら分かると思いますがジャンルが変わればマジで世界が変わります。
同じ「釣り」という括りとはいえ「野球」と「サッカー」ぐらい世界観が違うってことも平気であります。

でもなにかしら「球技」経験している人って体の動かし方を理解しているからそれなりに楽しめるようになるのは早いと思います。

この説明、喋りなら伝えれる自信があるんだけど文章だと難しい…。
伝わってるのかな?笑

とりあえず釣りって各ジャンルそれだけ違いがあるから「球技」の経験が無い人にまずは「サッカー」から「野球」からと覚えさせるより、

「野球」を楽しんでいる人に「サッカー」と「バスケ」も楽しいよ!と教えてあげて楽しめる程度に覚えてもらう方が圧倒的に楽です。

覚える側だけでなく教える側の負担も少なく済むと思います。(これめっちゃ重要!)

綺麗な女の子でもないのに道具の使い方とか根本的な基本から教えるのって結構しんどいじゃないですか?笑

それは教えるのが得意な人やガイド、プロの人たちにとりあえず任せてオッケーだと思います!

ちなみに僕もゼロから教えるのは結構苦手です。笑
その反面、最低限度の知識を持っている人の幅を広げる方なら頑張れそう!

僕なんかは基本的にジャンルを問わず色々な釣りをしていて今は金銭的な面もあってルアー釣りがメインにはなっていますが
「フカセ釣り」「鮎釣り」「へら釣り」等のエサ釣りも楽しくて好きになりそうなのでそう遠くない内に自分の道具も揃え始めると思います。

周りの環境にも恵まれたおかげでこの歳の割には様々な釣りを経験してきたわけですが数年前の僕は「バス釣りこそ至高!バサーこそ頂点!」みたいな視野の狭いクソ野郎でした。笑

ところがどっこい、バス以外の釣りも体験してみると全部面白くて中には「こりゃ本格的に始めたらどハマりしちゃうな。笑」と思う釣りがいくつもあったというのが正直な感想。

ただ、ふと周りを見るとあの頃の僕みたいに1つのジャンルだけを楽しんでいる人も結構いるんですよね。

何か一つメインの釣りがあるのはとても良いことだと思います。
(僕は今でもメインは?と聞かれると「バス釣りですね」って答えますし。)

でも、元々バス釣り信者だった僕だからこそ思うんですけどあの頃の僕って特に他の釣りが嫌いだった訳でもないし他の釣りを始めないことには特に理由もなかったんですよね。

なんとなくバス釣りが楽しくてずっと続けているから毎月入ってくるバイト代を全てバス釣りに注ぎ込んでいる、そんな感じでした。笑

おっと、なんだか話が逸れそうなので話を戻します。

ようするに言いたいのは
全く知識もない新規ユーザーを取り込んでいくよりもすでに何かしらの釣りを楽しんでいる人の幅を広げてあげた方がよくない?
ということです。

せっかくこれだけ沢山の魚と自然に恵まれた島国で暮らしていて外来魚だけ釣ってるのって結構もったいないですよ。
※炎上しそうな言い方だな!

商売の面からも見ても釣りを始めたての人が動かすお金よりも他の釣りである程度の知識と経験を持っている人が新たに始めるジャンルで動かすお金の方が大きいことは間違いありません。

このコロナショック中、一時的に外での遊びなら!と思う人が増えたのか新規参入者が一時的に増加しました。

ただ、小売店で働く人は特に身に染みたと思いますが新規参入者があれだけ急に増加しても売り上げって思ったより伸びなかったでしょ?
むしろ身近な釣り場から消されていく恐怖すら感じた方もいるかもしれません。

とはいえ僕らは何をするにしても「お金の問題」とは向き合い続けなくちゃいけない訳でございます。

その点を考えると今の環境から見ても釣り人口自体を増やすよりも一人一人の幅を広げてあげることに力を注いだ方が良いのかなという気がしませんか?

きっと僕らが考えなければいけないのは
闇雲に釣り人を増やすことではなくて、今いる釣り人をきちんと育てつつ、新しい釣り人に対して優しい世界を作る
ことなんだと思います。

自分の知らないことを最高に楽しんでいる人が近くにいると興味なんて勝手に湧いてくるでしょ?
そうやって来た人は優しく迎え入れてあげればいいんです。

さぁ、そのためにはどうしたらいいのかってところが重要なんですが正直まだ分かりません。笑

どうすれば経験の無い釣りジャンルへ足を踏み込んでもらえるのか。
ここの行き来をスムーズに行える仕組みがあればなと思います。

特に「ふかせ釣り」「鮎釣り」は初期投資が大きすぎると僕自身感じますが体が自由に動く若いうちから楽しむほうが絶対に良いとも感じました。

そもそもどうしてここまでハッキリと分離化されて1人1ジャンルみたいな構図が生まれたんだろうなってところから考える必要がありそうですね。
単純にお金だけの問題ではなさそうです。

だけど、やっぱりみんなが思っている以上にどのジャンルの釣りも面白くて奥が深いです。
プロでもないならなおさら色々な釣りを経験した方が得だと思います。

そう思う人は少なからずいると思うのでどうしたら良い方向にもっていけるか話したいですね🤔

いろんな釣りを覚えてメインの魚種以外は旬の時期だけ楽しむって最高ですよ‼️

なにより僕らが如何に『魚の釣り方』と『魚釣りの楽しみ方』を知らないか思い知らされる。

僕はこの限られた人生でとことん釣りを楽しんでみたいと思っているので、当分は色々な釣りに触れていきながら良い方法がないか考えていきたいと思います🔥

それでは今回はこの辺で。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

でゎでゎ

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