マガジン

  • F1与太話

    F1について他にはない視点でニッチな意見を述べています。初心者向けと謳いながら、クッソ掘り下げるスタイル。

  • VP2 アリーシャLV1単騎 全ダンジョン全ボス撃破

    昔のレポート

最近の記事

私的なF1アレコレ【チムニー】

この記事は私が好きなF1の小さな事柄についてアレコレ語る記事です。 栄えある初回は「チムニー」です。 チムニー is 何? チムニーは2008年まで存在したF1の空力パーツです。名前の通り煙突状で、F1チームから長く愛されたパーツでした。 チムニーが産まれた理由 2001年のマクラーレンがこのデバイスをデビューさせました。水色の丸で囲っているのがチムニーです。どっからどう見ても煙突ですね。(カラーが黒でわかりにくいかな?) チムニーのメイン機能は排熱です。ラジエター

    • 時代の流れとF1のカタチ (未来編)

      今回はオマケです。未来のF1のカタチはどうなるの?それはどんな問題を解決するため?という割と私感が多い記事になると思います。 2026年 新しいレギュレーション はい、もう既に2026年のレギュレーションは概要が決まっているようです。空力とパワーユニット(いわゆるエンジン)が同時に改定されるので、マシン開発の立場から見るとインパクトがかなり大きいようです。 ちなみに、このレギュレーションの空力開発は2025年にならないと開発できません。ボディ開発についてどんな規則が定めら

      • フランスの無名な若手ミュージシャンとインターネットで出会った話

        twitchというライブストリーミングサービスがあるのは多くの方がご存じだと思う。 noteを書きながら、BGMがてらにギターが聴きたくなって、ギターを弾いてるチャンネルを探してて、なんとなく入ったのがこのチャンネル。 まぁ、フランスの無名ミュージシャンなんです。ミュージシャン?どちらかと言えば、ギターキッズ。視聴者数もだいたい4人ぐらい。最初はBGMとして聴いてたんだけど、結構本格的なデスボイスとヘビーなギターで魅了されてね。 彼はTriviumというバンドが大好きで、こ

        • 時代の流れとF1のカタチ (その3)

          この記事では近代のF1マシンの見た目の変化を当時の事情と一緒に紹介していきます。スイマセン、今回も多少の専門用語が飛び交います。 ここまで2008年から2021年までのF1のマシンデザインの変化を当時の事情と共に紹介してきました。今回は現在のF1のカタチである、2022年に施行されたレギュレーションとマシンのカタチを見てみましょう。 2021年 歴史は繰り返した 2017年に速くて格好いいF1マシンを目指して施行されたレギュレーションは、前方を走るマシンの乱気流の影響を受

        私的なF1アレコレ【チムニー】

        • 時代の流れとF1のカタチ (未来編)

        • フランスの無名な若手ミュージシャンとインターネットで出会った話

        • 時代の流れとF1のカタチ (その3)

        マガジン

        • F1与太話
          11本
        • VP2 アリーシャLV1単騎 全ダンジョン全ボス撃破
          18本

        記事

          時代の流れとF1のカタチ (その2)

          この記事では近代のF1マシンの見た目の変化を当時の事情と一緒に紹介していきます。スイマセン、今回も多少の専門用語が飛び交います。 前回は2008年から2016年までを紹介しました。見た目だけ追いかければ黒歴史に近い内容でしたが、さてさて、今回はどうなるのでしょうか? 2016年 振り返るとどうだった 2009年から引き継いだレギュレーションは様々な問題もありながらもいくつかの結論に達しました。 ①厳し過ぎるレギュレーションに縛られた空力開発に到達点が見えた 前の記事の20

          時代の流れとF1のカタチ (その2)

          時代の流れとF1のカタチ (その1)

          この記事では近代のF1マシンの見た目の変化を当時の事情と一緒に紹介していきます。スイマセン、今回は多少の専門用語が飛び交います。 まず、FIAという「国際なんちゃら車関係の偉い団体」があるんですが、そこが車両規則を定めており、これが「テクニカルレギュレーション」としてF1マシンの姿を決定づけています。大昔はかなりアバウトな車両規則だったので、F1マシンのカタチはかなりバラバラでしたが、現行のレギュレーションでは滅茶苦茶細かい寸法が定められているので、どのチームのマシンも同じよ

          時代の流れとF1のカタチ (その1)

          話すと長い、F1の追い抜き事情 (その2)

          F1初心者に向けた記事です。なるべく専門用語や固有名詞を使用しないで頑張って解説する記事です。 「なぜ現代F1ではコース上の追い抜きは困難なのか?」という事を解説します。前回の記事では追い抜きはストレートエンドで起こりやすく、F1では空気抵抗が大きいため、トーやDRSがとても有用であるという事について書きました。今回はそれでも追い抜きが難しい理由を掘り下げます。 見せてもらおう!DRSの力とやらを! DRSを使うとストレートエンドでどれぐらいの速度差が出るのでしょうか?実

          話すと長い、F1の追い抜き事情 (その2)

          話すと長い、F1の追い抜き事情 (その1)

          F1初心者に向けた記事です。なるべく専門用語や固有名詞を使用しないで頑張って解説する記事です。 私が過去に記述した記事には「現代F1ではコース上の追い抜きは困難である」と、散々書いておりますが、なぜ困難なのか?という事を解説してみましょう。 追い抜き行為の成功条件とは? 当たり前の事ですが、前方のマシンよりも前に出れば追い抜き成功と言えます。前に出るためにはライバルよりも速く走る必要があるのですが、この「速く走る」というのは絶対的な速さではなく相対的な速さになるので、マシ

          話すと長い、F1の追い抜き事情 (その1)

          鈴鹿のパドッククラブに招待された話

          F1初心者に向けた記事です。なるべく専門用語や固有名詞を使用しないで頑張って解説する記事です。 幸いにも2024年の鈴鹿に招待を頂いたので、ご紹介も兼ねて仕事などでパドッククラブに招待された方に向けての記事です。 身バレ防止のため、手引き風に書いてます。 パドッククラブってなに? 乱暴な言い方をすれば、F1の観戦チケットの1種です。 観戦するシートの場所も別格ですし、振舞われる食事は一流の料理とシャンパン!しかも下品な言い方すれば食べ飲み放題!ん最高ぅ! パドッククラ

          鈴鹿のパドッククラブに招待された話

          抜けないF1は何を観ればいいのか (その2)

          F1初心者に向けた記事です。なるべく専門用語や固有名詞を使用しないで頑張って解説する記事です。 前の記事では「コースの外でライバルの前に出る」という方法について解説しました。その中で「アンダーカット」という戦術が存在し、かなり有用に見えたと思います。この記事では「アンダーカット」がそこまで甘い戦術でないことについて立証したいと思います。 実は利益が薄い アンダーカットは作戦の仕組み上、タイヤ交換が必要です。 現代F1では「レース中に2種類以上のタイヤを履かなければいけない

          抜けないF1は何を観ればいいのか (その2)

          抜けないF1は何を観ればいいのか (その1)

          F1初心者に向けた記事です。なるべく専門用語や固有名詞を使用しないで頑張って解説する記事です。 F1はゴールした時のトラックポジション(コース上での順番)でリザルトが決定します。(対してラリーは走破にかかった時間で順位が決定します) なので、マシンが速くてもライバルの前に出ればければ意味がないんです。 この記事は「どうやってライバルより前に出るか?」という点を説明したいと思います。 今回のメインディッシュは「コースの外でライバルの前に出る」という方法について解説しましょう。

          抜けないF1は何を観ればいいのか (その1)

          当時革命的だった格闘ゲームと遍歴

          格闘ゲームとはパンチやキックを相手に当てて、体力がゼロになった方が負けるという単純明快なゲームである。スト2なんて時間制限と体力しかなかった。 そこから差別化を図るために、あらゆる格闘ゲームが独自のシステムをオプションとして扱うことで他との差別化を図り成長してきた。 その中で私が個人的に夢中になったタイトルを紹介したい。 長い記事の割には単なる愛車遍歴で中身がないので、暇つぶし程度に読んでね。 龍虎の拳2 必殺技でOKすると服が脱げるシステム。もちろん女性キャラも。 他に

          当時革命的だった格闘ゲームと遍歴

          F1って同じ場所をぐるぐる回ってるだけでなにが楽しいん?

          F1初心者に向けた記事です。なるべく専門用語や固有名詞を使用しないで頑張って解説する記事です。 F1のルールやレギュレーションについての基本的な記事は他にたくさんあるので、気になる人はそっちを漁ってください。 あのさぁ、観てて飽きない? コレね。一番よく聞かれる質問。 F1観戦歴20年以上の私がズバリ自信を持って回答しましょう。 『はい、飽きます。なんなら眠たくなります!』 勘違いして欲しくないのが、飽きるんですけど、つまらなくはないです。 まずですね、近年のF1ではコー

          F1って同じ場所をぐるぐる回ってるだけでなにが楽しいん?

          ヴァルキリープロファイル2 シルメリアは何がいけなかったのか

          noteでVP2のやりこみ記事を書いてて思った。初代の記事はいっぱいあるのに、VP2の記事が私以外で1つもない! てなわけで、私とVPシリーズの馴れ初めと、VP2の改善案をいまさら語る。 長いよ。 私とゲーム遍歴について 中高時代、私の青春はゲームセンターにあり、アーケードゲームばかりやっていた、いわゆる元格ゲー勢。 なので家でゲームはあんまりせず、FFだったりロックマンだったりシリーズものをとりあえずクリアして、余興でカンストさせるとかその程度。 大学時代にFF6の低レ

          ヴァルキリープロファイル2 シルメリアは何がいけなかったのか

          VP2 ジャンクな小ネタ

          制限クリアのレポートと被っていますが気にしないでください。通常攻略では糞ほどの価値です。 戦闘不能になったのにHP1 喪失の森での一番最初の強制戦闘、戦闘の説明を聞かないと普通の戦闘ですが、聞くを選択すると少し特殊です。 操作説明中のドロップアイテムはもらう事が出来る(ブレイクモード中)とかは結構有名です。 しかし、戦闘に入る前にパーティ編成メニューでどちらか1人をパーティから外した状態で戦闘に突入しても、外した筈のキャラがパーティに何故か鎮座しています。 この戦闘で外し

          VP2 ジャンクな小ネタ

          あとがき (VP2 アリーシャLV1単騎 全ダンジョン全ボス撃破)

          感想 さて、如何だったでしょうか。アリーシャレベル1単騎全ダンジョン全ボス撃破。 何か低レベル攻略がしたいと思っていた所にVP2が発売されたので、大好きだったこのシリーズでやってみようと考えたのが始まりでした。VP2は前作に比べるとエインフェリアが空気な存在となり、ボイスも決め技も使いまわし、クラスの性別もほぼ統一と、全く違う印象を受けたRPGとなりました。それ故にシリーズ作品として手抜きで駄作評価を下す人もたくさんいます。 実際私もその1人でした、初めの頃は。 しかし、

          あとがき (VP2 アリーシャLV1単騎 全ダンジョン全ボス撃破)