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月について考えてみた🌕

月の意味は「肉体」と「感情」

月はよく本当の自分と言われることもありますね。肉体と感情ですから、最も根っこの自分と言ってもいいのだろうと思います。月の意向を無視することはできません。月の気持ち、月のやりたいこと、月の望むことを満たしながら、太陽を意識していく必要があるということですね。

月に振り回されたり、月の不満につきあわされたり、そのようなことも時には起こりますが、だから、月は切り捨ててしまえというわけにはいかないんですよね。

けっして月は悪ではありません。月は根っこですから、月がなければ、すべては無に帰すわけですし、そもそも月が無ければ、生命は誕生していません。月は欠くことのできない存在であるということですね。

月は冷たくて、湿っています。だから物理的にも感情的にも人とくっつこうとします。そうしていろんなものを取り込んで成長していくわけです。

月は冷たく湿っている

月は感情を伴った記憶でもある

月は幼年期の自分でもあります。意識発達的には0才~7才くらいまでが月期です。ですから、月の意識はまだ幼児のようでもあるという事になります。満たされた月と満たされない月というのは、幼年期の自分がどんなだったのかということとも関係があると思われます。

月が取り込みたかったのに、じゅうぶん取り込めなかったり、途中で邪魔をされたとしたら、その時に感じたストレスやネガティブな感情とともに、肉体に記憶されるということが起こります。これがいわゆるトラウマの原理でもあります。

しかし、この取り込み作業は、この人の人生の目的にとって、必要な取り込みなんですよね。人生を完成に導くために、必要な取り込みが月の時代にじゅうぶん取り込めないままになってしまったとしたら、その人はそれ以上の成長が見込めないということになってしまいます。

だから、そういう経験をした人は、大きくなっても我儘な月に邪魔をされるというような経験をすることになります。しかしこれは月が悪いんじゃないんですよね。月は満たされたいのです。まだ諦めてないということなのです。なぜなら、それが絶対に必要なプロセスだと知っているからなのです。

そう、小さい頃に満たされなかった取り込みを、今なら可能であるからこそ、取り込みたいということを、月は意図しているのです。そういうことを理解するだけでも、プロセスは楽になるかも知れません。

月が満たされると情緒は安定する

月が満たされると

月の欲求を満たしてあげることはとても大事です。それは、月の面倒を見ながら、月の成長を待ちながら、月のペースを尊重しながら、生きていくということなんです。そうすることで情緒は安定し、満たされていきます。

月がじゅうぶんに満足すると、それが萌芽となって新しい才能が伸びてきます。そして、太陽と協力し合いながら、その人の人生のテーマを実現していくという道筋ができるわけです。

なので、月を大事にしてください。月はけっして悪いものではありません。それどころか本当に月はかけがえのない、あなた自身なのです。

月が元気ってどういうこと?

月が元気なとき、月らしいということになります。月らしいというのはどんな感じでしょう? 月はいつも対象とつながって混じり合いたいと思っています。それが許されているときには、感情が健やかです。

そしてそれは感情の浮き沈みがあると言うことを意味しています。感情が乱れないとか、泣くような場面でも泣かないとか、感情を麻痺させているときというのは、月が元気がないときと言うことになります。

月には月のペースがあり、その月のペースを尊重していくことが、自分らしいということでもあり、それが人生のテーマを満たしていくための、近道でもあるということなのです。ですから、ぜひぜひ月を大事にしてあげてください。月を抱きしめることで、思わぬ発見があるかも知れません。


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