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コデ寝に誘われて

ブロンを飲み、活気に包まれた後徐々に心の奥深くへと静かに沈む。
その余韻の中、コデ寝(コデインを飲んで寝る事)へと誘われた瞬間、朝日が穏やかに室内に差し込む。
そっと朝日の光に包まれた肌はぬくもりを感じ、心は安らぎに満ちる。
まるで自然の摂理が私に微笑んでるような心地よい瞬間に身を委ね至福の時を堪能したのは、私のOD体験の中でも忘れられない体験だった。

草を吸いながら紙をキメながら朝日を迎える瞬間も言葉に尽くしがたい美しさがあるが、コデ寝に浸る多幸感を抱えながら迎える朝日は特別だ。

一方でアイスとチャリを使って迎える朝は別種のもの。
朝日が映すのは、自虐と虚脱の姿と心の奥深くに潜む虚無感。
日常の営みが遠ざかり、孤独と絶望が押し寄せ、帰り道のあらゆるものに疑いの目を向ける感覚。


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