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『久しぶりの』朝

最近は、自由気ままに過ごしている。最近と言っても、もう、数ヶ月になる。

気ままな生活は、心地良さと同時に虚無感も運んで来てくれる。

こんな生活でいいのか、と自問することももうなくなった。

今日はあまり眠れなかった。


そうすると、いつの間にか、世の中は動き始めていた。

それに続いて私も、のそのそと活動を開始した。


ここ数日していなかった化粧もして服も着替えてみた。

久しぶりにnoteを書こうと、カフェにまで出向いた。


久しぶりの朝は、どんよりしているけれど、雨が降ってない事は唯一の救いというべきか。私はこうして起きることが出来ている。

これと言って、予定もない今日をどう過ごすかは、私の手にかかっている。


一口飲むカフェオレは、私の心を沈める。軽く、フワッと沈めてくれる。


2つの家を行き来する生活が半月を過ぎようとしている。

暇だった朝に記録した家計簿を見ると、自分がどのような生活をしていたのかが、一目瞭然だ。

この生活を通して、感じる事は、体調により敏感になった。

いいことかはわからないが、なんとなく感じていた不調に対し、これが体の不調なのだとしっかりと理解できるようになった。

友人のうつ病に引っ張られずに生活できている事は、ある意味幸運なのかもしれない。それは、もう一つの家があるからであって、とても幸せなことである。


親とうまく行っていない友人には、特にそばに居たいと思う。

友情だって立派な愛情で、家族の絆にも負けないことだと、どこかでいいたいのかもしれない。

これからもしばらくこの生活は続きそうだ。

それでも、あまりストレスを貯めずに、分のペースで過ごしていたい。


だって私は、家なき子。


2つの家を行き来する、家政婦だったり寮母さんのような存在。


もう少し、気を抜きながら、自由に楽しんでみたいと思う。

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