大好きだったあの人①


TVだったかな?
昨日、どこかでボン・ジョビのリヴィン・オン・ア・プレイヤーを聞いたので、今朝は久々Bon Jovi聴いてる。


リヴィン・オン・ア・プレイヤーは、イントロが特に好き。
シンセからのベース、そっからのドラム、コーラスの
「ウワウワウウウワ」(ってアタシには聞こえる)がめっちゃカッコいい。


ボン・ジョビは伯母が
「ane、カッコ良いから聴いてみな」
ってダビングカセットくれた影響で聴くようになった。

カセット、時代だ〜。

小5か小6か、確かそのくらい。

小学生のアタシには英語が聴き取れず。

リヴィン・オン・ア・プレイヤーは
「ウワウワウウウワ」と
「りびのんぷれー」と
「テケメイヘンド」と聴こえたのが精一杯で。

伯母は母の姉なんだけど、昔からロックが大好きで。

その大好きなロック聴く為に、伯母が20代前半の頃、
当時新卒大卒者初任給が1万5千円とかの時代に、なんと60万円のLUXMANのプリメインアンプをぽーんと買っちゃうような破天荒なヒト。

オンボロ二階建て木造住宅がビリビリ震える程の大音量でストーンズとかサンタナを聴く。

ばあちゃんが一階から
「○○やかましーワ‼︎」ってよお怒鳴り声張り上げてたワ〜。

伯母は、
「ロックはこんぐらいで聴かんにゃロックじゃないワイ」って言ってた。

イヤ、ねえちゃん、近所迷惑やて。


伯母のオーディオを思い出したら、どうしても思い出してしまう元カレのコト。

ここらで少しだけ思い出バナシ。


彼との出逢いは、アタシがバイトしてたスナック。

アタシは新人ホステス、彼はお店にカラオケの機械を入れてた会社の社長様と一緒にやってくるお客様で、お店の上お得意様だった。

彼は某有名AV機器メーカーからカラオケの機械を卸す子会社の支社長として出向してた。


アタシの大好きなインテリジェンス眼鏡のイケオジで、低く少しくぐもった声が超絶セクシーな人だった。

ベビーフェイスで大きな瞳、きっと若い頃はモテてたんじゃないかな?って思わせる51歳の方。



新人としてママと一緒にテーブルに着いて、彼がアタシを気に入ってくれたコトが始まり。

「すごい美人だね〜。
ママ、大型新人じゃない、こんな子どこで見つけたのヨ」
なんて言われて超嬉しかったナ。

ママと一緒に同伴でお食事したコトもある。

東京人らしい地元にはない言葉使いが、彼のジェントルマンさを際立たせていたっけ。

アタシを気に入ってくださるお客様の中には、勝手にアタシの手を握ってきたりする阿呆も居たケド、彼はそんなお行儀の悪い事は一切しない。

とにかく最初から好感しかなかった。
多分、アタシの一目惚れだった。

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