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自尊心の持ち方

私はどちらかというと頑固な人間だと思う。柔軟でありたいと願いながら、一つの考え方に縛られやすいし、自分で決めたことをなかなか曲げられない。形として人に合わせることもあるけど、自分の中にあるものは別の方向を向いていることもある。

プライドを持っているのはかっこいいことなのに、私の場合は少し違う気がする。私のはたぶん、意地になっているだけだ。変えることが、曲げることが怖くて恥ずかしくて意地を張っている。私の持っているプライドはそういう側面が強い。

自分を、尊ぶ心。自分を大切に思う心。漢字で書くとこんなにきれいな言葉なのに、自分の中にある該当しそうな気持ちは、少しひねくれている感じがする。でも心のどこかで、それはしょうがないのかもな、と思っている。私は自分を許して受け入れるのでさえ、こんなに時間がかかった。まして尊ぶなんて、きっともっと時間がかかる。

何にプライドを持つのか、何を曲げないのか、逆に何を手放すとラクになるのか、自分に必要なものはどれか。人によっても、場所や時代によっても変わっていくのだろう。

曲げられないものを見失わず、必要以上に自分を縛るものは手放せる自分でありたい。意地ではなくて、尊ぶ心を持って、生きていきたいと思う。



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