上司になってはいけない人
最近は関ヶ原の合戦が再考されているのか、映画になったり、書籍もたくさん発売されているようです。今までの歴史常識とはちがった考察もされているようです。
この関ヶ原の合戦の意味はなかなか難しいとは思いますが、基本的には豊臣政権内部での跡目争いと思えます。跡目争いに勝った家康が豊臣政権から徳川政権へ移行させたと思います。しかし、家康が勝てば家康の天下になるとみんな分かっていたはずです。という事は関ヶ原の時点で家康側についた武将は豊臣を見限ったという事でしょう。秀吉亡き後豊臣家をまとめる力量のある武将がいなかったともいえるのではないかと思います。
特に石田光成は家康と明確に対立して結局豊臣家を滅ぼす結果となります。
なぜこうなったのでしょうか?
一つには石田光成は上司になってはいけない人だったのかもしれません。
私は仕事柄、多くの経営者や従業員の方にお会いします。上司に向いている方、向いていない方とおられますが、たまに、上司になってはいけない方がおられます。その方には多くの共通点があります。
上司になってはいけない方の共通点
① 非常に切れ者である。または、本人がそう思っている。
② 自分の行動に対する効果がわからない。相手を怒らせていても気づかない。
③ 他人の気持ちがわからない。または、気にしていない
④ 過去にいじめられた経験等がある。
⑤ 自分では相手の気持ちがわかっていると思っている
この共通点はかなり独断的であることはお許しください。
ただ、言えるのは感情的で自分の気持ち優先で相手の気持ちがわからないと周りの者全員が思っているにもかかわらずに本人は相手の気持ちがわかっていると思っている点に大きな特徴があると思っています。
石田光成を見てみると上司に向いていない人として描かれるケースが多いと思っています。現実は不明です。負ければなんとでも言われるのが常ですから。
では、上司に向いている人ならどうするか?
結果論なので申し訳ありませんが、徹底的に味方を増やすこれに尽きます。
これを秀吉が生きているうちに綿密に注意深く形作っていく。
これができる人が上司に向いていると思います。
いろんな会社で上司になってはいけない人がなっているケースがあります。その場合にはいずれどこかで破綻していきます。特にトップに何かあればその時に悪い成果が出てしまいます。
石田光成のように。
本人は最も一生懸命に努力して最も悪い成果を出す。それが特徴だと思います。
みなさんはどうおもわれますか?
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