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【書評】 図解 東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法

こんにちは、渡部です。
今回は書評です。

今回は、河野玄斗さんの著書「図解 東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法」をご紹介します。

著者の河野玄斗さんは東京大学医学部に在籍しながら、弁護士になるための司法試験にも合格した優れた能力の持ち主です。

そんな河野玄斗さんが勉強にどのように取り組んでいるかを紹介しているのがこの本です。

「どうせ、天才が書いた本でしょ」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、優劣はあるかもしれませんが、目標に向かって勉強し結果を出すために必要な知識を学ぶことができる内容になっています。

今回は、私がこの本の中で、印象的だった部分をご紹介したいと思います。


「なぜ勉強しないといけないんですか?」

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この質問をしたこと、されたことがある人は多いのではないでしょうか?

河野玄斗さんは、勉強をする5つの意義を挙げています。

①将来の選択肢が増える
②優秀な人に恵まれる
③勉強を通じて自分の得意・不得意に気づける
④人生力が身につく
⑤自分に自信がつく

特に大事だと思うのが、「①の将来の選択肢が増える」です。

将来の夢が決まっていない児童生徒は勉強の目的を見いだせていないことが多くあります。

そんな児童生徒たちに伝えるべきことは、『将来なりたいことが見つかったときに、「学力が足りないから」という理由で夢を諦めたくないね』ということだと思います。

逆算勉強法のススメ

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河野玄斗さんがオススメしている勉強法が「逆算勉強法」です。

24時間の平等に与えられた時間の中で、最効率の結果を出すために河野玄斗さんが行っている勉強法です。

やり方は3ステップ

①目標を立てる
②目標に対し必要なステップやタスクを分析し、それに向けて全体の大まかなスケジュールを作る
③大まかなスケジュールを細かく分け、タスクベースとその日1日の目標を作る

上の3ステップをより細かく分けると、以下の5ステップになります。

①目標を知り、具体的なゴールを設定する
②ゴールまでにやりたいことを決める
③やるべきことをスケジュールに落とし込む
④実践する
⑤進み具合(進捗)を定期的に確認する

定期テストに向けた学習

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上の逆算勉強法を定期テストに応用すると次のようになります。

①目標を設定する
テストで5教科合計で400点をとる

②大まかなスケジュールを作る
テストまで15日だから、各強化5日ずつ配分して勉強する

③スケジュールを細かく分け、タスクベースとその日1日の目標を作る
<1〜5日> <1日ごと> <時間ごと>で目標を細かく設定する

まとめノート

各教科の学習の中で、まとめのノート作成をする機会があります。

本書では、まとめノート作成は、学習内容を理解するための手段であるにも関わらず、作成すること自体が目的化しているケースがあると述べられています。

より良い方法として、すでにまとめられているものにメモを付け加える方法を提案しています。

教師の立場では、学習内容がまとまったプリントを作成し、与えるだけで十分と言ってもいいかもしれませんね。







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