英語試験の新定番?Duolingo English Test徹底分析
こんにちは、渡部です。
記事に興味をもっていただき、ありがとうございます。
今回のテーマ
1月14・15日は何の日だったかご存知でしょうか?
ヒントはこの画像↓
そう、大学入学共通テストです!
2023年度は43万6873人が受験したそう。
私の時代は「大学入試センター試験」という名前でした。
受験シーズン真っ只中ということで、今回は試験について記事を書きます。
前回の記事で英語の外部試験をいくつかご紹介しました。
最近は大学や高校入試で、学校独自に実施する筆記試験以外の外部試験の成績を考慮する傾向があります。
そのため、多くの中高生が外部試験を受験する状況になっています。
詳しいことは、前回の記事をご覧ください↓
今回は知名度の高い英検やTOEIC、TOEFLではなく、最新の英語試験 Duolingo English Testをご紹介します。
海外留学を希望している方や留学希望の学生さんを担当されている先生にぜひ読んでいただきたい記事ですので、最後までお楽しみください!
Duolingo English Testってなに?
Duolingo English Test(以下DET)には上記のような特徴があります。
1つずつ紹介していきます。
①言語学習アプリ「デュオリンゴ」を制作した会社がテストを運営
Duolingo というアプリをご存知でしょうか?
教育系アプリのランキング1位(2023年1月現在)に入る超人気アプリです。
中高生にも人気のアプリで、私の勤務する学校でも、生徒たちによく使用されています。
実は、日本人が世界で1番継続学習日数が長いんだとか。
デュオリンゴは、無料で英語をはじめとした、世界中の言語を学習することができるアプリです。
企業理念が素晴らしいです。
創始者のルイス氏は、幼少期に経験した貧困体験しました。
「学習機会の差が貧富の差によって生まれないようにしたい」という思いから、このアプリの制作を進めたそうです。
②4技能120点満点のテスト
DETは4技能統合型のテストです。
Listening・Reading・Writing・Speakingの4つの英語力を測ることができるテストです。
他の外部テストとの点数換算も可能です。
上に載せたのが換算表です。
③3500校以上の学校で導入
DETは世界の3500校以上の大学で導入されています。
以下が導入されている教育機関です。
④平等な受験機会
この女性をご存知でしょうか?
この方は松本杏奈さん。
日本の地方高校から海外の大学に現役合格されました。
松本さんはDETを大学入試に活用されました。
この動画をご覧ください。
コロナ禍で、オンラインの英語試験がより普及しました。
DETはオンライン試験であり、全国どこからでも受験可能です。
TOEICやTOEFLなどの試験は、大学などで行われることが多いです。
そのため、地方に住む人にはハードルが高くなります。
また、いつでも受験可能です。
日々忙しい中高生にとって、英語学習の進度に合わせて試験を受けることができるのもメリットですよね!
⑤値段が安価
受験料も高価なものが多く、何度も受験できる人もいれば、そうではない人もいます。
例えば、TOEFLの受験料は日本円で約2万6000円。
「結構高いな〜。」というのが私の印象です。
TOEFLは世界的な認知度も高いですし、汎用性も高いテストでもあるので、良い試験だとも思います。
しかし、もしDETで代用可能なら、一考の価値ありではないでしょうか?
練習可能
DETがどんなテストか分からないという場合、誰でも練習が可能です。
以下のサイトから使用できますので、ご興味のある方がご使用いただければ幸いです。
https://englishtest.duolingo.com/applicants
練習するときの注意点は以下の2つです。
①タブレットやスマホでの練習は不可
②マイク付きのイヤホンがあると便利
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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