誰かがあなたのことを気にかけている

◇ 久しぶりに会ったら少しまんまる

夏の間じゅうずっと見かけなかった
白い猫にようやっと会えたのは昨晩のこと
しゃがみこんで伸ばした近所のおばあちゃん
の足にすりすりと顎を擦り付けていた
そうか、そこにいたのね居候してたのね
ふふっと笑ったらチラッとこちらを見た
それにしても前よりわたあめみたいになったね
安心したよ、よかった



◇ 好きなものをかけ合わせたら胸躍る

ディック・ブルーナさんが亡くなってから
キティさんほどではないけれど
仕事を選ばなくなってきた感のあるミッフィさん

それがなんとオードリーのオールナイトニッポン
とコラボをすることになるだなんて

ちゃっかりAD落合くんがモデルをしている

https://www.hmv.co.jp/news/article/220921167/

心は躍るけれど買わないのです

◇ 『そうか、やんなくていいのか』は胸が詰まる

眠る前からそわそわすることがたまにある
でも、今回のは嬉しさではなかったから
複雑な気持ちで朝目覚める

朝活のランをしながらradikoを起動する
私と同じように伊集院さんのことが気になった人は
たくさんいたのだろうなあ

いつも聴いている番組を通じて『大丈夫かなあ』
を確かめる
私が一方的に知る相手だとしてもね心配になる

テンションもことばも迷いながら話している
どんな時でも表に出ないといけないのは
さぞ大変なのだろう
悪意をもって変なところだけ切り取られる
ことだってあるのだから尚更ね

時を経て行われた二人会
次もやるよ、と終わりしなに言われて
練習をしていたけれど、次は叶わなかった
訃報を聞いて『そうか、やんなくていいのか』
と思った時の心のなかには様々なものが
去来したのだろうな
外の人間には決してわからない想い
全然関係のない私が移入するのは烏滸がましい
けれど、胸が締め付けられる想いがした

汗をかいていてよかった

ラジオについて書いたこと

たんなるにっき（その64）