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プラトー

青影の下で
背の高い草が刈られていくと
見えなかった
向こうの低い空があらわれだす
鉄塔の根元が末広がりに脚をつける
こんな時に風が吹けば良いのに
ほぼ無風は含んだ湿度を
肌に押し付けてくる
電車は駅に入線する

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