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肉筆のぬくもりを感じて その2

この数ヶ月、文通というアナログな手段で
交流をさせて頂いている
みなさん大変良い方ばかりで
とても有意義な経験や影響を頂いている

他者と向き合うこと
相手のことを考えることは
自分自身との向き合いや
自分の感覚やものさしを再確認する
機会でもある

独りよがりになっていないか
自分自身の感覚やものさしが相手も嬉しいはずだ、
と勘違いしてやしないか
そんなことも考えられると私は思っている

◇◇

先日、故郷の東山魁夷館で買った
ポストカードを差し上げますよ
と書かせて頂いた
非公式観光大使として地元の良さを
お伝えしたい、という気持ちから出た
行動だったのだけれど、
お二方から、欲しいとお声を頂いたので
そういうことであれば
お手紙を添えようと添えようと思い
さっそく準備をした

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さすがに差し上げるポストカードに
私の文字を書き入れてしまうのは
はばかられたので、便箋にしたためた

毎回、書き出しは人見知りのような
感覚になるからとても緊張する
それでも予め何を書こうかとかは
考えないし、下書きもしない
便箋に引かれた罫線を眺めながら
相手のことを考えて自然と浮かんだことを
ペンが走るままに書いていくのが
いちばん素直だと思うから

また、うがった見方で薄っぺらいだとか
媚びてるとか言ってくる人もいるのだろう
けれど、深度や密度は私が感じられれば
良いことだし、相手の方がどうお感じに
なるかであって、とやかく言われることでは
ないと思っている
そういうことを言ったり考える人と私とは
最も遠くて薄い関係性だ、
ということだけは確かですね

もしも今やっていることが相手の方々に
迷惑にならずに何かしら良い反応を
頂戴出来るのなら地道に続けていきたいなと思う


たんなるにっき(その27)

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