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93歳、奇跡の回復力

「93歳でこの状況だと、あと数日から長くても一週間の命です」と医師に言われてから、もうすぐ3週間になる。

祖母は寝ている時間が多くなったが、起きている時間は食べたり飲んだりするまでに回復した。診察に訪れた医師は絶句している。
「もう食べられないはずなんだけど・・・あまりこういう方はいらっしゃいませんね・・・。いや~、驚いたな・・・」
93歳が重い肺炎から回復。珍しいことのようだ。

一週間かけて祖母の話を書くつもりだった。亡くなるその日まで、毎日祖母との思い出を綴りたいと思った。でも医師の想定よりも長く生きてくれている。もしかしたら「令和」まで足を踏み入れることができるかもしれない。家族としてはとても嬉しい。

でももう書けるネタがそんなにないことに気づいた。思い出はたくさんあっても、文章にして読むに耐えるネタかどうかは別物だ。だから一旦、祖母の話はここで区切ろうと思う。また思い出したように再開するかもしれない。つたない文章を読んでくださった方、♡やコメントをくださった方、本当にありがとうございました。

note のおかげで祖母のことをより詳細に思い出し、あこがれや誇りに思う気持ちが強くなりました。

もう少し生きてくれる、その命に感謝して・・・

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