筋肉量を増やすことだけが筋トレの目的ではない
こんにちは!
関東を中心にS&Cコーチ兼パーソナルトレーナーとして活動する姉﨑 伸と申します。
梅雨明けしてうだるような暑さが続きますね…
熱中症にはお気を付けください。
先日このようなツイートをしました。
アスリート、一般の方の両方で、
「筋トレすると筋肉ついて身体が重くなっちゃう」
とか
「筋トレすると太くなっちゃうからイヤだ」
という意見をいまだに聞きます。
もう時代は令和ですから、そんな前時代的な情報は平成においてこいや…というのが本音です。
ただ実際このような意見が上がるという現実もあるので、ちゃんとしてればそんなことはないよ!というのが今日の本題です。
1.なぜ筋トレ=身体が大きくなると言われているのか
筋トレを適切に行なったことのない方にとっては、「筋トレすると身体が大きくなるからイヤだ!」
というイメージがあると思います。
なぜこんなイメージがついてしまったのか?
明確な答えなのか定かではありませんが、1つの大きな要因としてボディビルの影響があるのかなと思います。
※ボディビルを否定しているわけではありません
彼らはいかに筋肉を発達させ、脂肪をそぎ落とし、美しい肉体を作り上げるかを競っています。
競技ですからその目的は勝つことです。
勝つために「筋肉を発達させる」のですが、その部分だけが切り取られて、「筋トレすると身体が大きくなる」という偏ったイメージになっているのではないかと思われます。
2.筋肉を大きく発達させるには?
筋肉の発達には筋トレがとても効果的ですが、それだけで筋肉が大きくなるわけではありません。
収支カロリーが大きく影響しています。
消費カロリー<摂取カロリー
この図式にならないと筋肉を大きく発達させることは難しいです。
彼らが発信する情報を見たりボディビルをやっていた方々の話を聞くと、
かなり食事面に気を遣っています。
筋肉を大きくする増量期と脂肪をそぎ落とす減量期に分けているケースがほとんどだと思いますが、
増量期の食事などを見ると結構食べています。
逆に考えると、消費カロリー>摂取カロリーにすれば、
減量することが可能なわけです。
3.筋力のために筋トレをするという考え方
筋肉量の増加だけが注目されがちですが、筋トレによる効果で筋肉量が増加するというのは、筋トレの要素の1つにすぎません。
適切なプログラムのもと行えば、
・筋力
・パワー
・柔軟性
これらを向上させることも可能です。
筋力やパワーなどを向上させることができれば、スポーツの中でのスプリントスピードやジャンプ力、切り返しやターンのスピードを改善することも可能です。
また強い筋力は身体を守ってくれる要因にもなりますから、ケガの防止に好影響です。
一般の方の日常生活においても、筋力やパワーの向上はポジティブな効果を示してくれます。
例えば、
・階段の昇り降りで膝が痛い
・腰痛
・肩こり
これらの症状を改善してくれるor予防になる可能性も高まります。
現状何か身体に問題がある、もしくは年齢を重ねて体力低下の不安がある人などは筋トレが解決してくれるかもしれません。
まとめ
筋トレをしたから簡単に筋肉が大きく発達するわけではありません。
筋トレをする目的を「筋肉量の増加ではなく筋力の向上」と考えて取り組むことで、健康な身体を目指せます。
取り組み方に不安がある方はぜひご相談ください。
あとがき
普段は全然お酒は飲まないのですが、先日久しぶりに飲みました。
全然なくても問題ないのですが、たまにはいいですね。
アルコールも適応!らしいです。。。
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