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Mr.Children『SOUNDTRACKS』感想


はじめに

 2020年12月2日、国民的モンスターバンドがとんでもない傑作アルバムをリリースした。
 そう、Mr.Childrenの『SOUNDTRACKS』である。
 自分はMr.Childrenの大ファンなので、補正はかかってしまうのだが、Mr.Childrenが国民的モンスターバンドであることは当たり前のこととして受け入れられているように思われる。
 CD総売上枚数約6,000万枚、シングルミリオン10作、アルバムミリオン14作。
 破格である。破格でしかない。
 こんなことを言うのはいけないことであるとわかっているが、あえて言いたい。

「一生働かなくても食べていけるでしょ。」

 過去の膨大な名曲たちが現在も繰り返しストリーミングで再生され、カラオケでは今もバンバンミスチル楽曲が歌われている。
 そう、不労所得はたんまりとあるわけである。(こういう場合は基本作詞作曲にしか印税は入らない、みたいな細かい話は置いておく。)

 もちろん創作の意欲がカネ以外の部分にあることなど百も承知だが、そうはいってもである。過去に素晴らしい名曲、名アルバムがあるなかで、それらを超える作品をこの令和にデビュー28年のバンドが作り出すことは、いくらMr.Childrenでも難しいのではないだろうか、と思っていた。

 現に自分がアルバム、楽曲で仮にランキングを作った場合、2000年代の作品が上位に来ることが多い。(このあたりは聴き始めた時期、明るい作品と暗い作品のどちらが好きか、などが関係あると思う。)ライブでももちろん新アルバムの曲も楽しみにしているが、どちらかというと学生時代などに聴いていた思い入れのある楽曲を求めていることが多かった。

『SOUNDTRACKS』の凄み

 そんななかでリリースされた『SOUNDTRACKS』。自分のなかでは、先行公開されたタイアップ曲の多さ
(ノンタイアップの「Documentary film」を加えて7曲が発売前に何らかの形で公開されていた)やストリングス曲の多さから悪い意味で『[(an imitation) blood orange]』のような作風をイメージしていた。

 しかしその反面、今回は期待も大きかった。先ほどのアンイミの話と矛盾しているかもしれないが、(アンイミをディスりたいわけではない。)とにかく公開されていた楽曲のクオリティが高いのだ。
 特に発売前にフルで聴くことのできた「Birthday」(ミュージックビデオ作ってください、マジで。)、「Brand new planet」、「Documentary film」の破壊力。
 小林武史P時代のようにストリングスマシマシかと思いきや(「重力と呼吸」よりは確実に増えていたけど。)、バンドサウンドとのバランスが抜群で、田原さんのギターとしっかり共存している。(「Brand new planet」と「Documentary film」ではギターソロも聴けた。)

 そして実際にアルバムを通しで聴いた。
 参りました。名盤中の名盤である。好きなアルバムランキングでもトップ3には確実に入ってしまう。
 今回はなぜこのアルバムがそんなにすごいのか、をつらつらと書いていく。

 まずこのアルバムを語るうえで欠かせないのは歌詞でもメロディでも桜井さんの並外れた歌唱力でもなく、先ほどちらっと書いた「ストリングス」である。
 今回のアルバムは全曲ロンドンとロサンゼルスでレコーディングされている、という点が今までと大きく違うポイントである。
 そして前作『重力と呼吸』と大きく違うポイントはストリングスが入っている曲の数である。前作はたったの2曲であったが(「here comes my love」、「himawari」)、今回はなんと8曲にストリングスが入っている。(「turn over?」、「The song of praise」以外のすべて)
 それこそくるりの『ワルツを踊れ Tanz Walzer』(ウィーンでレコーディングされたロック×クラシックの名盤)などと同列で語れる作品なのである。
 そして海外でレコーディングとなれば、当然演奏者やエンジニアも変わってくる。つまり今までのMr.Childrenのアルバムでは聴くことのできなかったストリングスが、このアルバムの中心となって鳴らされているのだ。
 ストリングスに関してはインタビューを読む限り、プロデューサー兼エンジニアのSteve Fitzmauriceとストリングスアレンジ担当のSimon Haleによるものが大きいようだ。
 何しろあの桜井さんがROCKIN'ON JAPANのインタビューで
「こんなアレンジされたらどんな曲だって名曲になるよ!」
と言うくらいである。(しかも全曲そうらしい。)
 小林武史時代(特に後期)は、音のバランスがバンドサウンドよりもピアノやストリングスの方が全面的に出ていることもあり、桜井さんの歌うメロディをより壮大に響かせていた。
 今回のアルバムにおけるストリングスは、海外のミュージシャンが海外のスタジオで演奏している、という点で今までと大きな違いがある。それが影響していると思われるが、今回はストリングスと同じくらいバンドの音が聞こえる。ギターもベースもドラムもストリングスと同列で共存しており、聴き終わった後にしっかりと印象が残っていることが多かった。
 インタビューでも桜井さんはそこに言及しており、日本でのレコーディング環境の違いがこのようなマジックを生んだのだと思われる。

各楽曲に関して、簡単にまとめてみた。




1.DANCING SHOES

 まさかの不穏なイントロ。『重力と呼吸』のころから存在していた曲ということもあり、このアルバムの中でもヘヴィーでダークな部分を担っている。 
 イントロの田原さんのギターの歪みは先行公開されていた楽曲たちにはあまりない要素だったので、やっぱりこっちサイドの音も入れてくれた、と安心した。



2.Brand new planet

 MVがアップされたときからホームランでしたが、アルバムの流れだったらもう場外ホームラン。
 1曲目が短めのプロローグのような曲だったが、そこから一気に開かれた印象。アリーナだろうがドームだろうがスタジアムだろうがどんな場所で歌っても映える曲。これライブも同じ順番でやればいいじゃん!(本編最後もアンコール最後も個人的にはあり。)と思っていたらJENさんもMUSICAのインタビューで同じことを言っていた。
 歌詞にある「可能星」という造語がこの曲のキーになっていると思った。
桜井さんの歌詞で造語が出てくるのは珍しいように感じられる。(他にあったら教えていただきたい。)
 この曲を聴きながら夜に外を歩くと、つい自分の「可能星」について考えてしまう。
 それにしてもサビの韻の踏み方はちょっと見事すぎる。さすが天才作詞家、桜井和寿である。

3.turn over?

 前曲から打って変わって軽快な楽曲。この曲にストリングスはなく、基本は4人の演奏がメインのようだが、今までのミスチル楽曲にはあまりなかったパーカッションの演奏が、良いアクセントを出している。「Brand new planet」が夜の楽曲だとしたら、この曲は歌詞の通り、明け方が時間軸として適切だろう。
 現実にもがいている主人公の様子がありありと伝わってくるが、この主人公はそれらを「受け入れた」うえで、一歩前に進んでいる。
 令和になっても誰しもが不条理な出来事に直面しているなかで、抗うのではなく時には受け身になってみることによって、本当に大切なものが見つかるかもしれない。この曲の主人公と「キミ」からはそのような空気を自分は感じ取った。



4.君と重ねたモノローグ

 「映画ドラえもん のび太の新恐竜」W主題歌の1曲。シングルで聴いたときからあの長いアウトロはアルバムに入ったときにどうなるのだろう、と思っていたがそのまま入ったね。でもこのアウトロが、アルバムに1回区切りをつけてくれている気がする。
 最後にもう1回ドラムだけ出てくるところは特典映像を観る限り、Steveの遊び心でできたらしい。そうした出来事も喜んで取り入れる今のMr.Childrenの風通しの良さが、この音から伝わってくる。
 一方で歌詞は割と直接的にこのアルバムのテーマである「終わり」や「死」について書かれている。「手足が動かなくなっても」といった老いをイメージする表現は次からの2曲にも醸し出されているので、この曲からの3曲は『SOUNDTRACKS』の中でもかなりシリアスなブロックとなる。シングル曲がアルバムに入ったからこそ、新たな意味を持つことがあるが、その代表例と言ってもいいだろう。



5.losstime

 もう冒頭から死の匂いが充満している。三途の川一歩手前に来ている。自分はスピッツの草野さんが比喩表現の天才だとしたら、桜井さんは直接表現の天才だと思っている(異論はあると思います。)。今回も思いっきり「みんな いずれ そこに 逝くからね」と言っている。ここまで直接的に歌ってもありきたりな歌にならないのは、メロディセンスによるものだろう。死の直前の風景が目の前に浮かんでくるようである。



6.Documentary film

 「こういう曲は考えなくても浮かんでくる。」
(ROCKIN'ON JAPANのインタビューにて桜井さん)

 化物かよアンタ。
 自然にこんな大名曲浮かんできちゃうのかよ。何なんだよ。
 「Starting Over」や「himawari」などの激しく壮大なロックバラードと違い、今回はとにかく優しい。どちらかというと小林武史プロデュース時代の曲に近い。イントロもピアノだし。(ピアノイントロのバラードはセルフプロデュース以降は忘れ得ぬ人、here comes my love、秋がくれた切符くらい?)
歌詞はこのアルバムで伝えたいことがほとんど全部入っている、というかこの曲こそが圧倒的に『SOUNDTRACKS』を体現しているのではないだろうか。
 「終わり」というものは誰にも必ず訪れる。その中での大小関係なく出会える希望や喜びを、これからの人生でより噛みしめたくなる。
 前2曲から続いた、「終わり」というものへの対峙について、1つ答えが出たようである。



7.Birthday

 4~6曲目があってからの「Birthday」。打って変わって「生」であるが、流れが実にいい。
 「映画ドラえもん のび太の新恐竜」の主題歌であり、このアルバムでは1番最初に世に放たれた楽曲である。
 シングルリリース時は名曲であることは間違いなかったが、マスタリングの影響なのか音が小さく感じられた。(同様の意見をSNS上でチラホラ見かけた。)だが、アルバム収録におけるリマスタリングで他の曲と同等の音量になったため、一安心である。
 この曲はシングルで最初に聴いたとき、歌詞やメロディにもはまったのだが、それ以上にストリングスに衝撃を受けた。前作までの日本人プレイヤーによる演奏とは素人でもわかるくらいまったく違うものだった。冒頭でも書いたが、今回のアルバムの大きなポイントとなる「ストリングス」に関して、このシングルは大ヒントとしてすでに9か月も前から掲示されていたのだ。
 タイアップシングルの場合、それがすべてアルバムのテーマに直結しているわけではない場合もある(「Sign」はまさにその一例)。しかしこの曲は大型タイアップとしての役割を果たしながら、さらにオリジナルアルバムに欠かせないピースとして最初から存在していた。これに関しては、ただただチームMr.Childrenの計算力に脱帽した、としか言えない。
 この曲に限らず、今回のアルバムは豪華すぎるタイアップ曲(日テレ、テレ朝、フジテレビ、TBSの各局にそれぞれタイアップがある。)がすべてしっかりアルバムの世界でちゃんと適材適所に配置され、それぞれ光り輝いている点にすごさがある。
 この曲は最初に書いた通り、「終わり」を受け入れたうえであらためて「生きる」ことに意味を見出す、その第一歩となる曲なのではないだろうか。
 「losstime」、「Documentary film」にはなかった衝動性もこの曲にはしっかりと宿っている。Mr.Childrenはただ枯れて落ち着いたわけではない、と言わんばかりの楽曲である。
 そして最後に、ミュージックビデオ創ろうよ。



8.others

 今作で最も衝撃を受け、またとても謎の多い楽曲である。
 酒を飲みたくなる楽曲である。現に自分はまんまと麒麟特製ストロングを買ってしまった。
 アルバムのなかでも、というかMr.Childrenの歴史上でもかなり異質な曲に分類されると思う。バラードではあるが、「Documentary film」や「Sign」といった王道バラードからはかなり外れる楽曲である。
 「Brand new planet」と同じく時間軸では夜であり、男女の恋愛について歌われているということは間違いないが、この曲に出てくる2人の関係は少々歪に感じられる。歌詞に出てくる人称は基本的に「君」と「僕」なのだが、なぜか中盤にいきなり「彼」が出てくる。(「アメリカ史紐解く文庫本 それはきっと彼のもの」と「ベッドで聞いていたblues 誰の曲かも君は知りはしない きっと彼の好きな曲」の部分)
 もしこの「彼」が「君」と「僕」以外の第3の人物だとしたらそれはまさしく不倫というただならぬ関係であることが想像できる。
 そして「意味はあるだろう・・・ だけど深く考えられない 気まずさでビール口に運んだ」という部分から、「僕」こそが不倫相手であることが推察される。さらに「「そろそろ行くね」って僕の言葉を待っていたかのよう 無駄のない動きで君は そう僕に手を振る」という歌詞から、相手にとってこの「僕」は望まれている関係ではなく、いわゆる「遊び」の関係であることが伝わってくる。
 「僕」の方もそれをわかったうえで関係を築いているが、それにはどこか哀愁が漂っており、一種の「諦め」のようなものが垣間見える。
 無理やりなこじつけだが、この曲がアルバムのラブソング枠として入っているのは、こうした様々な面での「諦め」というものをラブソングでも表現したかったからではないだろうか。NEWS ZEROの嵐・櫻井翔との対談でも桜井さんは後輩ミュージシャンの歌の上手さや、普通にしてても彼らに対して何の勝ち目もないことを冷静に分析していた。
 そしてこれはラブソングの表現にも表れた。若いころに書いたラブソング(「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」や「youthful days」など)からはどうしようもないくらいのポジティブさや一途な愛情が伝わってくるが、「others」では50年という人生を経験してきたからこその「諦め」や「やりきれない感情」などが痛いほど伝わってくる。
 若いアーティストには書けない、とても深みのあるラブソング。デビュー28年でまだ新たな面を見せてくれるなんて、これだからMr.Childrenはモンスターバンドなのである。



9.The song of praise

 前曲から夜が明け、眩しい太陽が見える朝にピッタリの楽曲である。
 タイアップにも合う、日々を頑張るすべての人に向けての応援歌。
 「turn over?」にも通ずるが、やはりこの曲の主人公もどこかうまくいっていない印象である。でもうまくいっていないのは自分だけではない、みんな悩んでいるんだよ、と優しく語りかけてくれるようなそんな歌。
 朝、会社に行くときにすこし鬱々とした気分だったらこれか「Brand new planet」を聴けばいいんじゃないだろうか。最強通勤セットの完成である。
 (あまり言ってはいけないことだと思うけど、「ベストアーティスト」でこの曲をフルで初めて聴いたときに、「誰もひとりじゃない」からの大サビ部分(使い方合っている?)のメロディが「千鳥のクセがすごいネタGP」の狩野英孝みたいだなあ、と少しクスッと笑ってしまった。)



10.memories

 最後の曲だが、あえてメンバーでは桜井さんのみ参加。ピアノとストリングスが中心のバラードナンバーである。
 今までのMr.Childrenのアルバムラスト曲といえば、「Tomorrow never knows」や「HERO」、「花の匂い」、「未完」、「皮膚呼吸」など壮大でサウンドとしても強い楽曲が多かった。そういう意味ではこのような短く優しい楽曲で、まして桜井さん以外のメンバーが参加していない曲がラストに来ることは亜流であると言える。(短いバラードという意味では「Image」、「安らげる場所」など実例自体はある。)
 しかし、『SOUNDTRACKS』のラストを飾るという意味ではこの曲以上にふさわしい曲はない。
 このアルバムは「死」や「老い」といった多くの「終わり」について深く考えさせてくれる楽曲が揃っていた。そして現実問題としてあるのは「Mr.Childrenもいつか終わる」ということである。「Mr.Children Dome Tour 2019 "Against All GRAVITY"」で桜井さんは、バンドとしていつ終わりが来てもしょうがない、そのうえでまだあと10曲くらいは名曲を創りたい、という趣旨のMCをしていた。(解釈間違っていたらすみません。)
 メンバーもMr.Childrenが終わるとき、終わらせ方について、歳をとってきたからこそ考える機会も増えたのだろう。それは実際にMr.Childrenとして未だにパンパンのドームやスタジアムでパフォーマンスをし続けてしまっている本人たちが一番意識的なのかもしれない。
 そんななかで、このアルバムではポジティヴにもネガティヴにも「終わり」という存在に向き合った。そして最後のこの曲で一番メンバーが伝えたかったことは「まだ終われない」ということなのではないだろうか。
 「僕だけが幕を下ろせないストーリー」、「この心 惑わすのだろう?」といった歌詞から、終わりたくてもまだ終われない、まだまだメンバー自身にも音楽でドキドキする心があることが読み取れる。
 Mr.Childrenはいつか終わるのかもしれない。でもまだ終われないなあ、という喜ばしい「諦め」が見えて、リスナーの一人としてたまらなく嬉しかった。

まとめ

 「others」が特に長くなりすぎたが、それくらいこのアルバムの楽曲たちは誰かと語り合いたい、そしてこの先も聴き続けていく曲たちになりそうだ。
 そしてコロナによって多くの人には忘れられない年となってしまった2020年にここまで「生と死」や「終わり」に向き合ったアルバムが出るのは何かの因果なのか。(実はこの作品のレコーディングは2020年3月で終了しており、メンバーはロックダウン寸前のロンドンからギリギリで帰国した。)
 この作品に関するインタビューで特に嬉しかったポイントは、前作「重力と呼吸」とそのツアーをしっかりやり切れたからこそ、今回のアルバムに舵を切れたという発言があったことである。
 この作品をインタビューを読まずに初めて聴いたときは、音や歌詞に衝撃を食らったと同時に、「重力と呼吸」にあったギラギラ感は何だったのだろう?という疑問だった。もしあの作品とツアーが何らかの敗北感を与えていたのだとしたら、という不安もほんの僅かだが感じた。
 だが、決してそんなことはなく安心した。彼らは前ツアーをしっかりと完遂したからこその満足感を得ていた。
 ということは「重力と呼吸」みたいな若々しい音にもいつでも戻れる、ということだからこそ今のMr.Childrenは強い。
 『SOUNDTRACKS』はデビュー28年だからこその今の彼らにしか表現できない音と歌詞。そのうえで長くなりすぎない(10曲で45分という長さのアルバムは今までの彼らにはありえなかった。)今の時代に合ったサイズ感でのパッケージ。すべてにおいて王者・Mr.Childrenは2020年にまた最高到達点を記録してしまった。


おまけ(文句ではない)

・これだけ良曲が揃っているからこそ、次のアルバムではそろそろ「エソラ」や「fanfare」みたいな超ド級のスタジアムポップを聴きたいなあ。
・「Worlds end」や「未完」みたいな激しくて壮大な曲も聴きたいなあ。
・さっさとストリーミング解禁してほしいなあ。←(追記:2021年2月14日、ダウンロード&ストリーミング配信開始。本当にありがとうございます。)

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