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タイムラインを見続けてしまう…麻薬のようなSNSの仕組みとどう付き合うのか?

無意識のうちにタイムラインを眺め続けてしまうのは誰しもある経験だと思います。

今朝の配信では、そんな麻薬のようなSNSがなぜ麻薬となりえるのか?という仕組みを2点に絞って解説しました。

タイムラインを見続けてしまう…麻薬のようなSNSの仕組み


承認欲求はmixiから始まった

日本でSNSが一般になった先駆けといえば、mixiではないでしょうか。

私はかなりはまりましたね。

大学から社会人初期の頃にかけて利用していましたが、休憩時間には必ずアクセスしていました。まだ、i-modeとかの時代だったかな。

投稿に対する反応。

友人からの紹介文。

グループでの交流。

今の基本的なSNSの要素が全て含まれていたのではないでしょうか。

匿名性があるということもあり、普段の自分とは違うキャラクター設定ができたところもよかった。

あの頃から、リアルではない友達からでも承認されることの喜びを知ってしまったのではないでしょうか。

時は流れ、今のSNSは同じ流れを組んでいると思います。

しかし、変化したことが一つだけあります。

AIによる情報の最適化のいいところ

これです。

膨大のデータを活用する技術が年々進歩しています。

私たちの行動を拾い集め、統計的にどの情報が求められるかを瞬時に計算し、提供されているのです。

好意的に捉えると、不要な情報を切り捨ててくれるという意味ではかなりありがたい。

過去のWEB情報は玉石混合だった。

「なんか、違うんだよなぁ」
って思うことが多く、痒いところに手が届かない感じ。

最近はそんなことを思うことはあまりなくなった気がしています。


AIによる情報の最適化の弊害

逆にその弊害としては、全てが平準化していくことではないかということです。

過去のデータを元に判断されるということは、言い換えると、過去の延長線上での情報が提供されるということ。

AIが効率性を提供してくれることで、新たな発想も生まれづらくなってしまうのでは、と危惧しています。


効率的でないけれど、主体的な時間をしっかり取り入れる

じゃあ、どうしよっか、って話ですが。

個人的には、タイムラインを眺めるのもいいけれど、自分なりにルールを決める必要があるかな、と感じています。

タイムラインを眺めている時間は効率的に、自分の趣向に沿った情報だと理解し、時間を制限する。

残りの時間は、自分が目的を持って知りたいと思う情報を主体的に自分で探しにいく。

つまり、効率的でないけれど、主体的な時間をしっかり取り入れる、ということでしょうか。


主体的な時間…これって結構難しいんですよね。

意志力なども関係してくるので、また別の機会にお話ししようと思います。


本日の配信をどうぞ!

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タイムラインを見続けてしまう…麻薬のようなSNSの仕組み



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