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ノーギグラップリングもやろうぜ!

 今日も今日とて柔術は楽しい。今回はグラップリングの話


柔術と比べたグラップリングのいいところ

思いつくところをざっとあげてみます

・荷物が少ない
→短パンとTシャツ(できればラッシュ)で気軽にできる!荷物が少ないのはサラリーマン格闘家にとって大事。洗濯もラク。

・MMAの観戦が面白くなる
→ギなしの組技をやるとMMAの寝技の理解が深まり、より観戦を楽しめるようになる

・グラップリング独自のテクニックを楽しめる
→ヒールホールドといった柔術の禁止技、首への攻め、アグレッシブなアタック、スピーディな展開とすぐに極めを狙える技術体系、などなど。

・柔術に活きる ギに頼らないタイトなコントロールが身に付く
→道着だと「なんとなくここらへんの道着をグリップ」でできてしまう技がグラップリングだともっとシビアにピンポイントで抑えないとできないことが多い。滑りやすいのでしっかりと抑え込む技術も身に付く。早い展開の練習もできるし、首への攻めも身に付く。道着のグリップに頼らないガードリテンションやパス、フレームを使ったり骨格を抑える技術が磨ける

・カッコイイ
→個人的な価値観ですが、道着無しで短パン一つ身一つで強いってなんかかっこよい。道着姿の選手もかっこいいが、ショーツとラッシュ姿のグラップラーの雰囲気はまた違う良さがある。

柔術家がグラップリングをやる2パターン

二刀流

 昔と違って柔術の寝技、グラップリングの寝技、MMAの寝技が別物になりつつあるので、二刀流をやるのは難しい部分があります。とはいえそれはトップどころの話。国内であれば二刀流は可能ですし、現に両方強い選手はたくさんいます。

本職のクロストレーニングとして

 柔術をメインとしてその補助種目、クロストレーニングとしてグラップリングをやるパターン。この場合はギなしの技術をうまくギありに落とし込む作業が必要になります。一見非効率ですが、グラップリング独自の技術をうまく落とし込めればギありしかやっていない柔術家に対してアドバンテージになります。

まとめ

 日本国内のノーギ不人気は悲しいものがあります。。。柔術クラスは多いのにグラップリングクラスは少ない、なんていう道場も聞きます。やらない理由としては「足関が怖い」「MMAの若い子がビンビンやっていて怖い」というのが多いです。でもそれらは柔術でも同じで足関が特別危ないわけではないし、柔術にも若い子が参加することはあります。シンプルに「慣れてなくて怖い」なんだと思います。(自分もそうです)

 グラップリングできる環境があるのに食わず嫌いはもったいないです。

やろう、グラップリング!

2023/12/20  アンディ








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