出稽古について(基本的なマナーと手順)(全文無料)

 今日も今日とて柔術は楽しい。今回は出稽古の話。出稽古してみたいけどやり方が分からない方は参考にどうぞ。


前提 そもそも出稽古必要?

 出稽古の目的は何でしょうか?自分は古巣の道場に顔を出しに行く目的が多いです。
 出稽古は行くと「やった感」が出ますが、これがくせ者。本当に所属ジムの練習だけでは足りないのか考えましょう。今ある環境の中でベストを尽くす姿勢が大事で、その上で出稽古をするのがいいと思います。
 また、始めて半年以内で出稽古というのも微妙です。「出稽古行く前にやることあるでしょ」と。白帯は出稽古禁止のジムもあるみたいです。出稽古先の方に失礼のないためにも妥当な気がします。
 出稽古に行くときは所属ジムの顔を背負っている自覚を持ち、失礼のないようにしましょう。

1.まずは所属ジムで確認

 とにもかくにもこれが第一。自分のジムの先生に出稽古が可能かどうか確認、OKだったら出稽古先を伝えて許可をいただきましょう(出稽古先のジムが所属ジム的にNGの場合があるかもしれません)。そもそも出稽古自体が禁止であったり、白帯は出稽古禁止であったりするかもしれません。

2.相手ジムに連絡

 関係性にもよりますが、代表が知り合いであったら直接その連絡先に連絡するのもありでしょう。全く連絡先を知らないジムならお問い合わせフォームかSNSのDMから。電話でもいいですが、メールやDMの方がお互いラクな気がします。 そのときに参加するクラスと出稽古の代金を確認しておきましょう。

3.当日

 なるべく時間に余裕をもっていきましょう。ドタキャンは厳禁です。もしやむを得ない事情があれば早めに連絡を。できることなら手土産があった方が喜んでもらえます。出稽古代金は最初に渡しましょう。相手の先生に催促をさせるのはスマートではありません。1mmでも相手の方に「そういえば出稽古料払ってもらってないな・・」とか思わせたら負けです。

 スパーの鉄則は「出稽古では絶対にケガしない、させない」です。一生懸命やればいいですが、絶対に無理せず荒くならず。あとジムのスパーのルールも確認しておきましょう(飛びつきは禁止、スパー中の水分補給のルールなど)

まとめ

 出稽古は格闘技を通して縁ができるのでとてもいい文化だと思います。普段と違うクラスや練習相手との練習で得るものもあります。
 最低限のマナーを守って楽しく出稽古しましょう!

2023/12/16

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