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食べなければ死ぬだけ。川の流れのようにのススメ

幕末三舟の一人、山岡鉄舟が薫陶を受けた禅僧の滴水和尚の逸話を前に書いた。

国からの補助金がなくなれば托鉢する。托鉢ができなくなれば食べない。食べなければ死ぬ。それだけだよ。それがどうした?という話。

コロナ不況で減給になり、家計の見える化をして、支出を減らそうとしている真っ最中だが、ふとこの言葉に目が覚めるような思いをした。

先を見て不安になるから備える。それは長生きになった現代人として当たり前だと思うが、”今を生きている”のかというと違うかもしれない。

僕は失業したわけでもないので、当座の生活は心配ない。節約をしてしのいでいけば、大きな環境変化も強いられることはない。なのに先を心配してちょっとナーバスになっていた。

給料減ったら酒を控えるだけさ。おしゃれしないだけさ。欲しいもの我慢するだけさ。それでも困るようなら、さらにやめることを増やすだけさ。

川の流れのように。そういう気持ちで生きていければいいな。


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