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過剰に反応しない!接客業に最強におすすめしたい習慣をタイで叫ぶ。

こんにちは、あんでぃです。
本日はタイへの一人旅6日目です。
外は雨。
傘もないので、今日は1日宿のカフェでnote書いたり、本を読んだり、のんびり過ごそうかな、なんて考えています。
どんな1日にデザインするか?
そんなことを自由に、主体的に決められるのが旅の醍醐味ですね。

さて、今日は接客業をする方におすすめの習慣についてお伝えしていきます。
その習慣とはズバリ、、、

瞑想です!!!


実は、今回タイに来ることになったのも、この瞑想がきっかけだったんです。

瞑想したことありますか?

そもそもです。
瞑想って、実践したことはありますか?

私調べでは、、、したことあるって方、全人口の1%もいないのではないでしょうか。
普段瞑想の話題になった時に、私も実践してます!なんて方に出会ったことはほとんどないような気が。

世間では、マインドフルネス瞑想が話題となりました。
「今、ここに意識を集中させる」
ことによって、心の安定を手に入れるといった瞑想方法。
実生活に即効性のある瞑想として、経験したことがある方もいるかもしれませんね。

ちなみに私が実践しているのは、ヴィパッサナー瞑想という、より深いとも言われる瞑想方法。
かのブッダが悟りをひらいた時の瞑想法です。

ヴィパッサナー瞑想とは?

ヴィパッサナー瞑想を一言で説明するのは非常に難しいのですが、誤解を恐れずに簡単にお伝えすると、
反応せずに、ありのままに観る」瞑想です。
ただただ、身体に意識を集中させ、全身の至る所でおこっている感覚を観察し続けます。

僕たちは結構無意識にいろんな反応をしています。
例えば、椅子に座っているとき。
数分すると鬱血しないよう、無意識に身体を動かしています。
無意識なので私たちは気づいていません。
しかし、確実に身体は反応しています。
こういった、無意識に行われている身体の感覚をとにかく観察し続けるのがヴィパッサナー瞑想です。

身体の感覚に気づいたらどうするの?
って思いますよね。
そう、気づいたら、
ただほっときます!

常に観察し、感覚に気づく。
そして、ただ気づいているだけの状態でいると、いずれその感覚は消えていきます。
全ては移り変わっていく(=無常である)。
それを自分の身体を通して学んでいきます。

不思議ですよ。
瞑想初めて15分くらいで、腰が痛くなったり、どこかが痒くなったり。
初めのうちは耐えられなくなって、姿勢を変えたり、引っ掻いたりしてどうしても反応しちゃいます。
ただ、この反応にも慣れてくると、
痛みを観察してみよう!
って気になってきます。

すると、あら不思議。
感覚というものが、実は切り離せるものだということに気づきます。
そして、
感覚から反応するまでの間には実はスペースがあることにも気づきます。
感覚は反応しなければ、勝手になくなっていくのです。

おこりっぽい私。

私は約20年ほど、この瞑想法を実践しています。
実践してわかりやすい変化は、怒りっぽさがなくなったことですね。

子供の頃から癇癪持ちで、気に入らないことがあるとすぐカッカしていました。
自分の不安に感じていることなどが意識の上に上がってくると、心拍数が上がり、周りに対して苛立ちを出してしまうことが多かった。
特に妻にはとても迷惑をかけてきました。

しかしながら、瞑想を実践し続けることで、怒りのきっかけとなる刺激があっても、そこから現れる不快な感覚(怒りの原因)に気づけるようになりました。
そして、ただほおっておくことができるようになりました。
不快と感じる感覚に瞬間的に飛びつき、反応する(=怒る)という流れが徐々におさまっていったのです。


お客様に過剰に反応しない技術

さて、この瞑想におけるメリットは怒りをコントロールするだけではありません。
無意識的に反応しないので、出来事に対して、落ち着いて対処できるようになります。

お客様がイライラしている時。
なんかあんまり関わりたくないな。。。。
とか、
もっと怒らせないようにどうしよう。。。。
って思ったことはないでしょうか。

そんな時でも、
「あ、この方はイライラされているな。何かあったのかな。」
と、一旦状況を受け止めることができるようになります。
そして、何ができるかな、と建設的な思考に切り替わります。

イライラしている時って、
めんどくさいなって対応されたり、
やけにペコペコされたりすると、余計にイライラしちゃうことってあると思います。
それよりも、毅然とした対応をされる方が、イライラしていた自分が結構冷静になったりするものなんですよね。

必要以上に反応しないこと、、、
よりよい接客体験をしていただくために必要な技術だと思うのですが、いかがでしょうか?


もう少し簡単に瞑想体験できないか?

さて、ここまできて、この瞑想に興味を持った方へ。
実際には、ヴィッパサナー瞑想はしっかり指導をうけないと実践はなかなか難しいです。
私が学んだゴエンカ式のヴィパッサナー瞑想修行は12日間の連続したコースに参加して、そのやり方や理論を学ぶ必要があります。
でも、現代社会では、12日間の休みをとるのってなかなか難しいですよね。

そこで、だれでも今日から簡単にできる瞑想方法をお伝えしておきます。
それは、「食べる瞑想」です。

みなさんは食事をする時に、テレビをみたり、スマホをいじったりしませんか?
3食のうち、1度でいいので、テレビもスマホも脇に置いておいて、食べることに意識をフォーカスしてみてください。
ポイントは、実況中継をすること。
ターゲットは自分です。

「今、僕は箸でごはんを掴もうとしている。ご飯が口の中に入っていく。ご飯を噛んで細かくしている。ご飯が喉を通っている。」
みたいに、自分の行動をつぶさに実況してみましょう。

そして、そこで起きた感覚や感情にも気付いてみましょう。
「ご飯がとても甘く感じる。お腹が満たされるのを感じて嬉しくなる。」
といったように。

普段無意識にしてしまっている食事という行為をただ意識の上にあげるだけです。
簡単にできそうではないですか?

ちなみに、以前の記事で、マルチタスクは効率的ではないよって主張をしました。
本当にその通りで、僕らは忙しく意識を切り替えているだけなんです。
なので、食べる時くらいは、今食べているものに集中する。
すると、食べ物への感謝も湧いてきて、人生の幸福度がかなり増すことを実感できるでしょう。


さて、本日は接客業をする上でのおすすめ習慣、瞑想について語ってみました。

実は、今回タイにきているのも、このヴィパッサナー瞑想コースに参加するためなんです。
過去4回は日本で体験したのですが、今回は初めて海外での体験。
深い領域に辿り着けそうで、とっても楽しみです。
また、この体験は追ってご報告します!


おもてなし産業をかっこよく。
あんでぃでした。


ヴィパッサナー瞑想に興味を持った方はこちらの記事をどうぞ。


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