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愛しきロングフィード 番外編〜ハワスタにおけるブーイング、ヤジ、声援について〜

*本記事は、照山選手への惜別記事の番外編で、長崎戦で話題になったブーイング、そこから派生してのヤジや声援に関して、個人的に感じたことや、考え等をまとめたものです。

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○「ホームの圧力」は是。「誹謗中傷」は否

この記事では、照山選手が凱旋した長崎戦で話題となった、ハワスタにおけるブーイング問題について、取り上げてみたいと思います。

前提として、私個人としては、チームと共に成長してきたいわきFCファン・サポーターの雰囲気は、他にはない素晴らしいものだと思います。

ひたすらに前向きで、アウェーチーム、サポーターに対しても威圧的でなく、アットホームかつ、フットボールへの純粋な喜びを感じられるものです。

しかし、ファンの増加と共に、様々なスタンス・スタイルの方が増えてきました。また、さらなるホーム感の創出、チームの成長のためには、圧力が必要になる場面もあろうかとも感じています。

そのような前提のもと、ブーイングや声援に関しての私見を書き記してみます。

相手の目に余る遅延行為や危険なプレー、一貫性のないジャッジなどに対しては、ホームのプレッシャーとして、個人的にはブーイングは「あり」なのではないかと思います。

または「魂の息吹くフットボール」「90分間倒れない、止まらない」というスローガンに著しく反するようなプレーに対しては、愛のある叱責が必要な時が来るかもしれません。(今のところ、そのような姿は見受けられませんが)

しかし、最近目に(耳に?)つく誹謗中傷、暴言は、絶対にNGだと思います。

接触プレーで倒れた相手(いわゆる遅延行為ではなく、頭部の接触など、本当に危険な場合。)や、ミスを犯したり、チャンスを活かせなかった選手に対しての暴言などです。
(この自チーム選手への暴言が、最近本当に酷いです。〇〇は下手だ、あいつは何やってもダメだ等、浅い知識にも関わらず、評論家気取りで選手をこき下ろすような発言が聞こえる時があり、大変不愉快です。仲間内での会話ならまだしも、周りやピッチにも聞こえるくらい大声で話しています。人数的にはごく少数だとは思うのですが…)

相手選手やテレビ中継の音声等で聞こえてしまった場合、チームの品位を著しく落とします。また、他のファンや子供たちに悪影響を与え、他ならぬ、本来なら応援すべき選手にも悪影響を与えます。自分のストレス発散以外に、何一つプラスになることはありません。

ブーイング自体も、まぁ、推奨すべきものではないのでしょうが、暴言を吐くぐらいなら、ブーイングに変換した方がいいと思います。圧力の面でも、チームの品位を守る面でも、様々な面で。

○悲しみ、怒り、あらゆる負の感情を声援に変え、圧倒的ホーム感を

しかし、一番いいのは、ネガティブなリアクションより、やはりポジティブな声援であることは間違いありません。

アウェーでの熱狂的な声援に比べ、ホーム戦では、ゴール裏以外、声援が少ないように感じます。それが少なからず、ホームとアウェーでの戦績にも影響しているのかも知れません。

負の感情をエネルギーに変え、内に秘めた感情を解放し、スタジアム一体となって、声援でホームの圧力を生み出せれば良いなと感じます。

どちらかというと、90分間チャントを歌い続けるヨーロッパスタイル(特にイングランドやドイツ等)よりも、平常時は各々が楽しく観戦しつつ、勝負どころの最終盤では総立ちになる、アメリカンスポーツのような空気感が、家族連れの多いいわきには合いそうな気がします。

アメリカンスポーツは、盛り上がりのメリハリがとてもはっきりしており、勝負所や、代表的な応援曲を繰り出した時の一体感は、圧倒的なホームアドバンテージを生み出していると感じます。

参考動画として、NFLの昨季チャンピオン、カンザスシティチーフスのホーム「アローヘッドスタジアム」における、名物かつ必殺の応援曲「トマホークチョップ」の動画を置いてみます。
(注 この応援をやって欲しい等ということではありません。スタジアム全体が一体となった雰囲気の参考として添付しています)

特にプレーオフゲームの終盤で同曲が作る雰囲気は圧巻で、間違いなくチームの好成績の一因となっていると感じます。

ホーム残り2試合。勝ち点、順位、考えようと思えば、いろいろあるかもしれませんが…

悲しみや怒りをエネルギーに変え、立てよサポーターよ!

ポジティブな声援で、さらに熱狂が増せばいいなと思います。

照山選手への惜別記事から派生して、ブーイング、ヤジ、応援について、個人的な考えを書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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