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どれも一緒

ダンス(HIP-HOP)、フィジカルトレーニング、ヴォイストレーニング。どれをやっている時でも、身体の使い方が大きく影響するので、レッスンやトレーニング中に話題に上がります。

まあもちろんそれぞれ、やりたいアウトプットが違うので、多少それぞれに特化した話はあるんですが、実際気にしたいポイントは共通であったりします。これがスポーツの特定の競技とかであればまた話は違ってくるのかもしれませんが、僕の場合は本質的には言われることが大体同じです。

一つは、身体の力を抜くこと。力を込めて動かすことは、身体を硬くしてしまってパフォーマンスを上げません。ダンスなら身体を伸びやかに使う、トレーニングなら特定の部位以外の力を抜くことで効果的に行える、歌なら喉を締めて歌っても綺麗な声は出ない、など、抜くことが正しいアプローチであるケースばかりです。

もう一つは、身体のニュートラルポジションを知り、そうあり続けることです。例えば立ち姿であれば、真っ直ぐ立てているか。変な身体のバランスになっていないか、など。僕の場合は首が前に出がちとか、首を無駄に動かしがち、ってのがあります。これは、身体のバランスを取りにくくなるので踊りにくくなる、トレーニングしにくくなる、声も出しにくくなることにつながります。

最後に、意図して使う、です。普段において、適当に動かしたらできちゃった、反復の回数ができちゃった、声が思った通りに出ちゃった、はたしかに起こり得ますが、それらは再現性がありません。例えば料理で言えば、毎回入れる材料を揃えて、重量を調整して、調理方法を同じにすることがなければ、同じ味の美味しい料理はできません。適当な分量で成功する時もあるかもしれませんが、それは二度と作れない料理なわけです。話逸れますが、逆に言えば同じ工程を踏めば味の不味い料理も再現されるわけで、何かが悪いと悪いものが仕上がり続けるとも言えますので、これは適当だと良くない理由ともなります。
身体を意図して使えないと、つまりコントロールができないと、出したい結果が出ない。あるいは、自分の目指すその先のゴールにも向かえないわけです。

ごちゃごちゃ色々書いたものの、これらは本当はもっとたくさん気にした方がいいことのうちのほんの一部なので、奥が深いですよね。だから1日じゃできないし、年月を重ねることで、自分のパフォーマンスも少しずつ上がっていくんですね。きっと。

今日はそんな感じ。みなさま、Happyでsmoothな夜を。

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