見出し画像

女風の客はイッたフリをする(風俗でもある女性のイッたフリ)

女性用風俗・男性用風俗、パパ活・ママ活を経験してきたあんどうが、今回は女性特有のイッたフリについて思うことをお話しします。

イッたフリってしたことありますか?

前立腺のドライオーガズムでもない限り、男性はフリなんてできないと思いますが…
残念ながら、女性にとってはあるあるかと思います。

女性はいろんな人に対してイッたフリをします。

風俗キャストの場合はお客さまに対して、
カップルだったら恋人や結婚相手に対して、
そして、お客さまだったら風俗キャストに対してイッたフリです。

「自分が客でお金払う側でもイッたフリするんかい!」
と驚かれるかもしれませんが…
意外といるんです、イッたフリする女性のお客さま。

そういう私も、一度だけですが、キャストさん相手にイッたフリをしたこともあります。

プレイが佳境に入ってきたころ「気持ちいい?我慢しなくていいよ」と言われ、気持ちよかったけどイクほどではなかったのですが「たぶんもうそろそろ時間なんだな」と思い、でもがんばっているキャストさんに「もういいよ」とも言えず…
結局イッたフリをしてしまいました。

それまでは「お客さんになったときまでイッたフリする人の気持ちがわからない」と思っていたのですが…
イッたフリして丸く収まるなら、なんかそれでいいかな、めんどくさいし…
という感じでやりすごしてしまう自分がいました。

お客さまはともかく、女性の風俗キャストさんもイッたフリをしています。
いちいちイッていたら疲れてしまって仕事になりません。
なにより、たいてい気持ちよくないw

印象に残っているのは、風俗キャストになる直前、お店であった新人講習で「イッたフリの練習」があったことです。
「ちょっと演技してみましょうか」みたいな感じ言われてでイッたフリをして、すぐOKをもらいました。
つまり、男性用風俗では、キャストさんが演技するのが前提なんです。

私もお客さま相手に本当にイッたことはないです(よくイッたフリはしています)。
その理由は、自分がイクほど気持ちよくなろうとしたら、お客さまが楽しめる時間は皆無に等しいからです。

女性って男性が思っている以上にイきづらいので時間がかかります。
そこを短時間で済ませられる女性はかなりの上級者だし、そうなるには体質だけでなく経験値も重要になると思います。

そもそも女性には「イッたことがない」という人も多く、男性の「イク」とはかなり違ったものだと思ってもらった方がいいです。

では、女性がイッたフリをするのはどういうときか?
それは時間調整をしなければいけないときです。

風俗でのお遊びにしろ、プライベートにしろ、イかないと行為が終わりません。

「もうすぐコース時間が終わるころだ」
「男性が疲れているから止めどきかな」
「痛いからそろそろ終わりにしてほしい」

もういいかな~というタイミングが来たら「イッたことにする」。
悲しいけどそういうもんです。

風俗キャストさんのイッたフリにはデメリットがあります。
それは、男性のお客さまに間違ったインプットをしてしまうことです。

時間がない、痛いから早く止めさせたい、という理由でイッたフリをしているので、本来はそれが正解ではありません。
でも、キャストさんがイッたフリをしつづけると、当たり前ですが、お客さまはそれを正解だと思い込んでしまいます。

そしてプライベートでその間違った技を披露して、痛がる相手に対して「これで気持ちよくなるはずだよ」とイくことを強要し、今度はプライベートでイッたフリをされるようになり…
このように悪循環を生んでしまいます。

この悪循環の責任は風俗にもあります。
一風俗キャストとして申し訳なく思います。

イッたフリをするのに慣れてしまった女性は、風俗を利用するときもイッたフリでやりすごすようになります。

こうなるとプロでも見分けがつきません。
女性用風俗のキャストさんもお手上げなんじゃないかと思います。
たぶん、女の私でも、他の女性が演技をしているのか本当にイッているのか、見分けることはできないでしょう。

「本当にイッているのか見分けるポイント」なるものが巷には出回っているみたいですが、これはかなり個人差があって、正直アテになるとは思えません。

じゃあどうすればいいのか…?
この話題になったとき、私はいつも、女性用風俗のレジェンド的存在のある人が言っていたことを思い出します。

「大事なのは見破ることではない、イッたフリをされない信頼関係をつくることだ」

最後までご覧いただきありがとうございます!
よかったらスキ、フォローをいただけると幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?