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【採用担当者からのお手紙】 私が&donutsプロジェクトで自分のWillをかなえるまで

こんにちは。&donutsプロジェクト採用、HR担当のステフです。
かつての自分のように「働き方を模索している」未来のメンバーに、採用担当者からのお手紙のようにお届けするマガジン。前回のお手紙から随分と時間が空いてしまいました。2021年も終わりを迎えようとしています。いかがお過ごしですか。

今回のお手紙の内容について

今回は私自身のことでお恥ずかしいのですが、私が&donutsプロジェクトに入社して2年10ヶ月の軌跡をお手紙にしたためたいと思います。勤続3年を前に、「よくできる子」ではない私のこれまでの歩みを皆様に晒すのはどうかと思いました。でも、悩んだり、笑ったり、葛藤の日々の中で自分の「Will」(&donutsプロジェクトでは「Will」を「やりたいこと、なりたい自分」と定義しています)を見つけかなえるまでの過程をここに残すことで、未来のメンバーが1ミリでも前に進むきっかけになったとしたら「私の任務は全うできた」と信じて書きますね。よろしかったらお付き合いください。

&donutsプロジェクトに入社して早いもので2年10ヶ月が経ちました。もうすぐ、3年じゃん!リフレッシュ休暇が付与される──。
(リフレッシュ休暇制度:従業員の心身のリフレッシュを図るため、勤続年数が3年を経過する毎に休暇を取れる制度)
旅に出たい!ラグジュアリーなホテルでアフタヌーンティーしたい!!南の島の素敵なホテルのプールサイドでお昼寝したい!!!とびっくりマークがどんどん増えていく妄想ばかりが先走りがちですが、現実は来年受験を控えている娘の塾の送り迎えの日々となりそうです。

入社してからの日々

湘南オフィスの立ち上げパーティにて

2019年2月、湘南オフィスメンバーの3人目としてWebオペレーター職で入社。入社当時はオフィスは探し中のためコワーキングスペースがワークスペース。コワーキングスペースで仕事をすること、オンラインでレクチャーを受けること、ほぼ未経験の職種にチャレンジしていること…。不安と混乱と戸惑いしかありませんでした。

一方、ワークスペースはオフィスが見つかり、メンバーもどんどん増えていきました。仲間に話を聞いてもらい、励ましもあり、不安と混乱と戸惑いはどんどん解消していきました。私のメンターやトレーナー(メンター・トレーナーについての説明はこちらの記事をご覧ください)にもたくさん支えてもらいました。とにかく&donutsのメンバーはみんないい人なんです!みんな思いやりがあって、相手の気持ちに真っすぐに寄り添おうとする。&donutsの強みは「人」だと自信を持って言えます。

無事に試用期間を終了し、仕事にも次第に慣れ、チームの一員としてよちよちですが歩き出しました。とにかく目の前にあるタスクに全力で挑む日々。我ながら激務を乗り切ったと思います。仲間にも恵まれ(途中色々ありましたが)充実していました。

そんな中、次のステップに向かって&donutsを卒業する仲間の背中を見送りつつ、私自身の今後のキャリアについても考えることが多くなりました。&donutsプロジェクトでは個人目標シートに個々人の「Will」、「Can」、「Must」を記載する欄があります。

自己分析のフレームワーク

今まで、個人目標シートを完成させるために、じっくり時間をかけて取り組む余裕がありませんでした(時間を取ろうとしなかったが正しい表現です)。しかしながら、私の心に降り積もるもやもや。「このままじゃ、だめだ。」そう思った私は、一大決心をし、自分と向き合う時間を取り、私の中にある「Will」、「Can」、「Must」を思いつくままに書き出しました。私の個人目標シートに初めて明確なWillが記載された瞬間です。その時のWillです(荒削りでお恥ずかしい限りですが)。

「Will」
業界知識のある採用担当になりたい。面接官もできるようになりたい!働く「人」に関わる仕事をしたい。働く「人」が自分に自信を持てるようなお手伝いがしたい。「人」を支援することによって誰かの役に立ちたい。働いている人の笑顔が見たい。

私にも「Will」があるということに驚きました。かなえたいことはあったんだ。どうして今まで自分に向き合ってこなかったんだろう。その後、私は評価面談時や1on1、メンバーとの普段の会話の中でも自分のWillを周りに伝えました。

&donutsではWillの言語化をとても大切に考えています。自分でチャンスを引き寄せる。いつか来るチャンスを見逃さないように、日頃から自分のWillを意識して、アンテナを立てる。周囲にも伝えて応援しあう。私も周囲に伝えたことでWillを引き寄せたのかもしれません。

ジョブチェンジを経て

写真撮影に慣れないステフ

2020年1月に採用チームに正式にアサインが決定し、ジョブチェンジがかないました。メンバーと協力しあいながら、採用担当として、&donutsというプロジェクトの成長を「人」の側面から支えていけることに心の底から湧き上がるエネルギー(これがいわゆるやりがいというものの正体かもしれません)を感じながら日々業務に向き合っています。そして、私自身のWillをかなえたことで仕事もライフもさらに満足度の高いものになりました。

HRチームへジョインしました!

チームメイトのみさみさ(左)と

2020年下期の年度末に&donutsプロジェクト統括責任者の飯田から「ステフ、まだ余力ある? 実は2021年度からHRをチーム化させようと思ってるんだけど前からHRやってみたいって言ってたよね」と声をかけてもらいました。HRチームへのジョインもWillの言語化により引き寄せることができました。そして2021年度から正式にHRチームの一員として人事戦略全般を担当しています。さらに、HRチームに入ったことで自分に足りない知識や、もっとこうなりたいという目標も明確に描けるようになりました。2021年6月から、国家資格キャリアコンサルタントの養成講座に通い始めました。専門知識を兼ね備えた上で、働く「人」の転機や、悩みに寄り添い、活き活きと働く人が社会に一人でも増えることが私のライフワークです。

Willの見つけ方(私の場合)

ご参考までに私の「Will」の見つけ方(こんな手順でWillを見つけました)
・やってみたいこと、学びたいこと、なりたい姿、行きたい場所などできるだけ書き出す
・どんな小さなWillも書き出す
・できないかもという制限は外す
・浮かばないということであれば、浮かばない自分にOKを出す。(私の場合は、食べたいもの、行きたい場所はいつも浮かぶので、書き出していました)
・書き出したWillをライフチャートなどのツールを使って、深堀りする
・キャリア・アンカー診断も試しにやってみる
・ぼんやりとしたWillでもぜんぜんOK!他者とシェアする
・他者から感想をもらったり、質問してもらう

Willをかなえるチャンスをものにするには、いい偶然を味方につけること

チャンスの女神は前髪しかない!?

「計画的偶発性理論・Planned Happenstance Theory」を最後に紹介させてください。

スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア理論で、「個人のキャリアの8割は予期しない偶然的なことによって作られる」というもの。しかし、偶然が起こることを待っているだけでは、キャリアは形成されません。予期しない出来事が起きた時に即座に行動できるための準備を日頃からしておくこと、そして偶然の出来事に出会えるよう柔軟に行動することでチャンスが生まれると言われています。いま、明確なWillがなくても大丈夫。漠然としていても、どんなことをしたいのか、どんな姿になっていきたいのか、「今より視野を少しだけ広くする」以下の5点の視点を持ちながら、チャンスを引き寄せましょう。チャンスの女神は前髪しかないと言われています。ここぞ!というときに、Willをかなえるチャンスを引き寄せ、自分が「これだ!」と思えるのオリジナルのキャリアデザインをかなえていく人が一人でも増えますように。

最後に

長々とお手紙を書いてしまいました。思いを込めて書いたので、熱々のお手紙になっているかもれしません。(ちょっと冷ましてからまた読んでいただけたら幸いです)最後までお読みいただきありがとうございました。またお手紙を書きますね。