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【HRコラム#44】終わりを味わった先にある前向きな気持ち

​​株式会社イノベーター・ジャパン &donutsプロジェクト HRチーム2名(青木、中島)がお届けするコラム。
こちらのコラムでは、「一歩進んだ私へ」をテーマに、一人ひとりの、よりウェルビーイングなワーク・ライフ・インテグレーション(WLI)を実現するためのキャリア自律のお手伝いになるようなtipsをお届けします!そして、時にはHRチームメンバーのリアルな横顔も。 自分の「ライフキャリアをもっと自由に描きたい」そんな方が一人でも増えることを願いながらお届けします!

こんにちは。HRチームの中島です。
すっかり春ですね!桜も各地で咲き始めました。着るものも軽くなるのに比例して、心も軽くなっています。あとは夏に向けて体も軽くしていきたい所存です。がんばれ、私!と自分を鼓舞します(笑)。

さて、今日は「終わりを味わった先にある前向きな気持ち」というテーマでコラムをお届けしたいと思います。

私事ですが、2月から3月にかけて終わりを感じる出来事が重なりました(それについては、またおいおいこちらで自己開示させてください)。
なぜ、このタイミングで次から次へと重なるのか。正直、辛くて何もしたくない時もありました。

辛いことや、悲しいことが自分に起こった時、みなさんはどのように対処しますか?家族や親しい友人に話を聞いてもらう、自分の中で整理する、スポーツや趣味に没頭するなどなど、人によって対処の仕方はさまざまかと思います。

私は、親しい友人に「聞いてー(涙)」と泣きつくことが多かったのですが、今回は自分と向き合うことをあえて選択し、日常生活を送りながらも、本を読んだり、気持ちを文字にしたり、ただ空を見上げたりといつもより静かに過ごしました。結果的に、自分とじっくり向き合う時間は有意義なものとなりました。

向き合うことは時に辛く、「これまでの何かが終わったこと」に対して受け入れたくない気持ちや、後悔の念もありました。それでも終わったことを真摯に受け止めるために、「終わったこと、いまの状況に自分でマルをつけよう」と気持ちの切り替えを進めていきました。前向きになったり、後ろ向きになったりと行ったり来たりしながら。

これらの自分との対話を通して、新たなスタートラインに立った!と実感できたのが、つい先週です(笑)。慣れ親しんだ環境からの変化は正直少し不安もありますが、自分の栄養になっていくと信じて前向きに進んで行こうと思えるようになりました。

以前のコラム「終わりは始まり」で書いた「転機の始まりは何かが終わる時ではなく、何かが終わる時」をまさに今回、身を持って体験したという訳です。
終わりから始まりのニュートラルゾーン(喪失感、空虚感を受け止め、自分と向き合う時期)を味わうことで、その先には新たな景色に向かって歩みを進めようとする前向きな自分にも出会えることができました。

この春、転機を迎えるみなさんへ。
ワクワクに後押しされて、スムーズに新しい道へ進める方も、不安で新たな一歩を躊躇してしまう方もいると思います。周りのことはいったん横において「自分優先」で大丈夫です。どうしても思考の整理がつかない!という場合は身近にキャリアコンサルタントがいたら相談してみるのも一つです。

みなさんが新たな道で自分らしく過ごせることを願っています。

次のコラム(4月11日予定)もどうぞお楽しみに☆