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はじめまして、ando.です

​はじめまして、こんにちは。
ando.は創作活動をしている​臨床心理士がはじめた、
クリエイター専門のオンライン通話カウンセリングサービスです。
本日6/15より予約受付開始いたします。

https://andocounseling.wixsite.com/ando

1.どうしてクリエイター専門なのか?

対象を絞ったほうがご自身が当事者だと思えるので、というのが最大の理由ですが、きっかけは私がよそで行っているカウンセリングのなかで、

「同人活動の話をしたいんだろうけど、説明難しそうで困っていらっしゃるな」
「ソシャゲのランキングのことを説明したいんだろうけど、難しくて悩んでいらっしゃるな」

などと感じることが多くなりはじめたことが最初のきっかけです。
わかる。私もオタクだから。しかも同人活動するタイプのオタクだから。
ランキング制のソシャゲと強迫観念、相性最悪。分かる。
締め切り前のもやもや、自分で決めたことなのにできない罪悪感、分かる。

でも私のことオタクじゃないと思ってるから一生懸命説明してくれるよね…それもわかる…。
カウンセラーは自分の個人的な所属、特性、趣味などを職務上必要が無い限り明らかにしませんが、独特のサブカルチャーの文脈を理解していることを分かっていることを明かしたほうがご相談にのりやすいこともあるのではないだろうか、と思い、「そういうカウンセラー」であることを前提に、対象を絞って当サービスを発足しました。

また、クリエイターの一人職場の孤独感や、誰にも相談できないという環境から少しでも気軽に相談できる足がかりを作りたいことも大きな理由です。
さらに「発達の偏り」「実行機能の不全感」による、二次的なメンタルの落ち込みを少しでも予防したい、というのも目的の一つです。
心理面接は気軽さだけでは成り立ちませんが、対象を絞ることで、自分も心の相談をしていいんだ、と思ってもらえればもう少し門を叩きやすくなるだろうかという思いでいます。
精神疾患を抱えた方へのカウンセリングは日本でも随分浸透したと思いますが、「元気がなくなる前のケア」をもう少し気楽に、美容室やネイルサロン、ジムやホワイトニングに行くくらいの気軽さでお一人お一人がメンテナンスできるようになったらいいなあというのが狙いです。
新しい本屋やカフェ、花屋やゲームショップを覗くような気持ちでまずはお声かけいただけたら幸いです。

2.どういうことが話せるの?

カウンセリングってそうは言ってもどんなもんなの?
という方が多いのではないかなと思います。これくらいで相談してもいいのかなとか、いわゆる「心の病気」の人が行くところじゃないの?と……

それももちろんカウンセリングの側面ですが、自分がもっと「楽に生きるため」とか、「いろんなことをやりやすくするため」に、カウンセリングは使えます。
ando.はあんまり頑張りすぎないことを推奨しています。
よりよく、とか、自分磨きのため、とか、そう言われると私もげんなりするからです。

この抱えているしんどさが「もう少し」よくならないかなあ、とか、
今は元気だけど、たまに来る落ち込みをうまくやりすごしたいなあ、とか、
このキャラクターが好きすぎて生活に支障が出ているとか、
いつの間にか出来上がった人間関係に疲れているかも、と思ったときとか、
この依頼うまく断りたいんだけどどうしよう、とか、
その他、同人活動、楽しいけどしんどい、って思った瞬間とか。


本当にそういう、日々ちょっとだけエネルギーを奪われていること。
ちょっとだけ聞いてもらえたら嬉しいな、けど言いにくいな、ということ。
(推しが好きすぎるのはパワーでももちろんありますが……!)
そういうことを相談しやすく、かつ専門家の目線と知識でお手伝いできるサービスでありたいと思っています。価格も専門サービスとしてはだいぶ抑えているほうだと思います、ぶっちゃけ……!

なのでとりあえず何でも! 何でもいいです。お仕事のことやご家庭のことなんかでもご自身の性格、考え方のことでも。作業が出来ないから見守ってて欲しいとかでもかまいません。

3.料金とかどんな感じ?


初回:1セッション50分/3500円
2回目以降:1セッション40分/5000円


詳しくはwebサイトご確認ください。

4.どういう人が受けられるの?【2021.08.31追記】

webサイト内「利用条件」と、webフォームご入力の前に置いております「同意書」pdfを必ず、必ずご確認ください。
必ずお読みいただいているものとして受付をさせていただいております。

特に「主治医のある方」「心理面接をどこかで受けていらっしゃる方」はお引き受けできませんので、どうぞご理解ください。

以下、webページより利用できる方とできない方を抜粋させていただきます。

【利用できる方】
■クリエイター(プロ・アマチュア問わず)
 同人作家(二次創作も) / 小説家 / 漫画家 / イラストレーター / コスプレイヤー / 作詞・作曲家 / 各種クラフター  など お一人(もしくは複数人)で作業をすることのある方が対象です。 
あてはまるかご心配な場合はお問い合わせください。
■成人されており、支払い能力のある社会人の方 
学生の方・未成年の方は申し訳ありませんがお引き受けできません。
■過去一年~現在、精神疾患の治療で医療機関・他の相談機関にかかっていない方
■現在他機関でカウンセリングを受けていない方
■お一人で安全にお話できる部屋と状況、GoogleMeetの利用環境が用意できる方(カメラオフ・要Googleアカウント)​
■対応言語:日本語のみ


【利用できない方】
■過去一年以内に精神疾患による医療機関・その他機関で治療や相談をされた方 
当サービスは医療機関ではなく、医療にかかわる精神疾患の治療はできません。
■希死念慮・他害衝動のある方
 緊急事態の場合は必ずお近くの医療機関やいのちの電話等をご利用下さい。当サービスでは対応できません。
■学生の方・未成年の方
 金銭の関わることですので、ご自身の責任でお支払いいただける成人の方を対象といたします。
■その他同意書に書いてあることを守っていただけない方

ただしその他の場合でも、面接の中でカウンセラーが当サービスに不適当と判断した場合はサービスの提供を打ち切ります。「できない方」に当てはまることが面接途中で分かった場合、面接を打ち切ります。その場合の返金もございません。


5.中のカウンセラーのこと

現在は青年期のカウンセリングやワークショップを中心に働いています。
所持資格は臨床心理士。公認心理師資格は試験合格していますが、火急で必要ではなかったのでまだ登録してません。これを立ち上げたのでちゃんとそろそろします。
カウンセラー経験は十年強、オタクは十五年強。推し印刷所はブロスさん。

以下はちょっとだけ詳しいカウンセラーとしての来歴です。
小・中学校のスクールカウンセラーやクリニックでの相談を経て、現在は青年期心理に携わる仕事をしています。
腰を据えて対話をする、オフィスカウンセリングの形が自分のやりたい仕事の形だなと十年ほどではっきり分かって来て今に至ります。
現在は発達傾向にかかわる生活のご相談、この二年ほどの緊急事態を経て表に出てきた問題などのご相談が非常に多く、幅広くお話をおうかがいしています。
CBT(MCBT)・来談者中心療法をメインのオリエンテーションとしつつ、いろいろ勉強し、取り入れています。最近はオープン・ダイアログが気になっています。

これから少しずつオタクの話や心理学のお話など、お役に立てることがあればのんびり書きとめて行きたいなと思っています。
対面でお話ができず、人となりなどをお伝えしにくくご不安なことも多いかと思いますが、少しでもご安心いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!

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