注目飲食店紹介【ステーキハウス88
2022年6月26日
ハイサイ!
私、今週末は沖縄に旅行に来ております。
石垣島には行ったことがありましたが、沖縄本島は初めてでした。
本島だから、石垣島等の離島に比べて海はいまいちなのかな、と思っていましたが、、予想以上にキレイでした!
タイなどアジアのビーチリゾートと比較しても、沖縄の海の透明度は抜群ですね。
世界中から、ダイバーが集まってくるのも納得です。
コロナ後の日本の観光業にとって、沖縄は更に注目を集めていくことが予想されています。
さて、観光業にとっては、ホテル・レジャーに加えて、我々外食業も重要な産業として位置づけられます。
今回はそんな沖縄観光復興の一端を担うであろう、ローカル人気ステーキチェーン『ステーキハウス88』について書きます。
【STEAK HOUSE88】
http://s88.co.jp/
沖縄県内に約20店舗を構える「安くて旨い!本場アメリカステーキハウス」のチェーンです。
創業は1978年と古く、テレビCMも打っているため県内での知名度は抜群です。
私が行ったのは、新店の「88Jr. サンプラザ糸満店」です。
店内は広かったですが、ランチ時だったので並びが出ていました。
シンプルなメニューで、全てに「スープ、サラダ、ライス食べ放題」がセットになってますので、かなりリーズナブルだと思いました。
メニュー表は分かりやすく、トッピングも絞られており、ローカルチェーンっぽい潔さが出ていて良いです。
ステーキもシンプルに肉とコーンのみ。
余計な副菜が省かれているのも潔くて好きです。
「安くて旨い!」のキャッチコピー通り、この値段としてはかなり良い肉質で美味しかったです。
味変用のステーキソースが全てオリジナルソースで、手作り感があって高ポイント。
オリジナルソースは単体でも販売しており、たまごけんでも取り入れたいなと思いました。
また、こちらの食べ放題コーナーにはスープが2種類ありまして、この日は「マッシュルームクリームスープ」と「牛すじスープ」がありました。
ファミレスのスープバーだと具が少ないコンソメスープが多いですが、88のスープはどちらも無料とは思えないクオリティで非常に美味しかったです。
ステーキハウス88の歴史は古く、1950年代にアメリカ本土で人気だったディスコ「CABARET88」を持ってきて駐留米軍向けにオープン。
その後、1970年代の沖縄返還を機に、自国民向けにスタートさせたのが「ステーキハウス88」です。
創業の「辻本店」と2003年オープンの「国際通り店」の2店舗でずっと営業していましたが、2代目(金城常務)が経営に参画後、2013年頃より店舗展開を開始。
観光客向けの「ステーキハウス88」に加えて、近年は地元民向けの低価格店「ステーキハウス88Jr.」の出店を加速させています。
観光地はコロナで打撃を受けましたが、「88Jr.」の方は郊外ロードサイドに展開していたため、全体の業績は悪化せずに済んだようです。
「観光客向け」と「住民向け」の2業態持っているのは非常に強いですね。
これからの観光復興で沖縄は盛り上がってくるでしょうから、今後の展開が楽しみです。
・県内での知名度を活用した狭いエリアでの出店戦略
・ターゲットを分けた業態戦略
当社でもベンチマークできる所がたくさんありそうです。