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「タイ屋台酒場カオヤイ」オープン秘話

2020年11月15日

今月ついにTGK新業態「タイ屋台酒場カオヤイ」がオープンします!

11/21(土)足立区北千住にオープン!

当然ここからが本番であり始まりですが、ここに至るまでいろいろな物件を検討し、様々な準備をしてきたので、今回はその経緯を綴っていきます。

始まりは昨年の夏頃、当時のたまごけん神保町店長だったSさんが、
「TGKで新業態をやりたい」という話を受けてからでした。
彼は元々居酒屋経験者だったので、お酒を売る業態をやりたい。
何をやるか?
・二人共タイ料理に馴染みがあった
(彼は以前タイ料理店で店長をやっていた、私は妻がタイ人)
・競合が比較的少ない
という観点から、「タイ居酒屋をやろう!」という話になりました。

そして、業態開発と物件探しが始まりました。
最初は、タイ料理+居酒屋というコンセプトで成功していた
「タイ屋台999」のフランチャイズを検討しましたが、許可が下りず、それならオリジナル業態でやろうと開発を進めました。

コンセプトは、
・お酒を売るタイ料理居酒屋
・日本人のホスピタリティを活かしたお店
・タイ本場のレシピを再現

女性比率とフード比率が圧倒的に高いタイ人経営のタイ料理店とは反対に、
『日本人メインの運営でしっかり接客し、男性客を取り込みドリンク比率を上げる、そして料理は本格的』というコンセプトです。

立地は、ウェブマーケティング的に数字が良く、飲み需要が高いエリアということで、北千住、池袋南エリアを中心に探していきました。

最初に見に行った物件は、大衆酒場が多い亀戸の物件。

肉バルの居抜き物件でした。
こちらは、すぐに後継が決まったようです。

その後、小岩や御徒町、赤羽なども見つつ、北千住の物件を見に行くことに。
ここを最初に見に行ったのが2020年1月頃。

裏路地感と駅から近いことが気に入り、業者を入れて進めましたが、設備面で課題が多く初期投資が高くなりそうだったため保留としました。

そして2月、念願のタイ現地視察

詳細は以前書きましたので割愛します。
ちなみにこの時点では、バンコクの有名シーフードレストラン「Obaroi」の名前を使って、「ObAroi Tokyo」にしようかと考えていましたが、こちらもオーナーの許可が降りず断念。。

妻の実家近くの観光名所「カオヤイ国立公園」から名前を取り、「タイ屋台酒場 カオヤイ」という名前でやることに決めました。

東京に帰り、タイで教えてもらった料理をレシピ化し、神保町店のキッチンで試作を繰り返しました。

ちょうどこの頃、コロナが蔓延し、物件開発が思うように進まない時期が続きましたので、できることとして、料理撮影、メニューブック・ロゴ作成を進めていきました。

そんなコロナ禍の中、物件が出始めたので、再び物件開発に着手。

・北千住東口焼き鳥屋居抜き物件

・南池袋スケルトン物件

・南池袋ジンギスカン居抜き物件

などなど見に行きましたが、競合に取られたり、条件が合わなかったり。

そこで再び北千住裏路地物件を検討したところ、設備面の問題がクリアになり、物件条件が緩和されたため、こちらでの出店を決めました。

しかしここは初めての足立区で、なおかつたまごけんではない新業態。。
契約してからも様々な問題が起こっています。

工事の遅延、、
壁塗装でオーナーと一悶着、、
近隣居酒屋とのトラブル、、

やはり一筋縄ではいかない新業態ですが、ここへ来て工事と準備は急速に進めており、先日やっと厨房が完成し、料理の試作までこじつけることができました!

最初にも書きましたが、ここからが真の本番です。
様々な問題は、我々の成長の糧となりました。
全社一丸となって、地域のお客様に喜んでもらえるお店を作ります!

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