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英語には脳トレ必須

本日の画像はおだのあきさんよりいただきました。

こんな動画を公開しました。
編集はひよっこですが、メッセージは強く打ち出しているつもりです。

英語に興味のある子は少ない

日本人が英語ができない理由として、皆さんリスニングだと思っていませんか?結論から先に申しますとそれは、正しくて間違いです。

もちろん聞き取れなければ答えることもできませんのでリスニング能力は非常に重要なスキルです。
でも、私たちはJapanese Speakerですよ。完璧なリスニングはできない人が大半ですし、
そこから攻め込むと、ハードルが高すぎてへこたれてしまいますよ!
ましてや子どもにはとてもじゃありませんが、難しいと思います。

私が、13年ほど前に某オンライン英会話を始めたとき、まだオンライン英会話ってそこまで流行っていなくて情報がなかったのもあったのですが、もう、ほんとに放送事故。何言ってるか全くわからない。
すでに大人になっていましたが、最初の数か月は毎日30分のレッスンも心が折れそうでした。でも、大人はその先に習得できる何かがあるということを「英語以外」の経験で学んでいるから、頑張れるんですよね。それは学校生活を通して、部活や受験から学んできているように日本はパスを組んでくれています。そこに乗らなければならないわけではないのですが、底上げとしてかなり準備してくれているので、アメリカで子育てをしているとその有難さは痛感します。

話を元に戻すと、子どもはまだその「できないこと」をし続けることで何かを得られるという成功体験を積むという経験が乏しいため、できなくて当たり前なんですよね。英語に強い興味がない限りは挫折するケースの方が多いのではないでしょうか。そして、その英語そのものに興味のある子ってどれぐらいいるでしょうか?
もちろん海外の人とやり取りするということに漠然と興味を持つ子はいなくもないですが、人数としては少ないであろうと予測できますよね。

子どもの学習方法

親がある程度聞き取れるようにする

子どもにとって、英語はよくわからないことだらけです。でも、大人は英語のカリキュラムを一通り学んでいます。
皆さん自身持ってください。日本の英語はガチガチですが、ものすごく役に立ってるんですよ。
だから、子どものサポートをするために、先生とコミュニケーションをとれるようになっておくとよいです。

日本語のサポートがついていいの⁉と思ったそこのあなた。
大丈夫です。英語も他のものと同様に継続することが最も大切。5歳で帰国子女でペラペラでも、全然やらなければ10歳になるころにはすっかり忘れていることでしょう。それぐらい継続しないといけないものです。
アメリカの現地校に来る日本人の子どもたちは先生の言っていることがさっぱりわからないため、クラスに日本人がいる子どもたちは日本人のお友達に日本語でサポートを受けるということをしています。運悪く日本人がいない場合は、孤軍奮闘しないといけないので、結構つらいようですが…
言いたいのは、最初はサポートしてあげて全く問題ないので、まずは親がオンライン英会話などで先生と最低限でいいから話をできる状態にもっていってください。
その際には、「子どもに学ばせたいから、先生の言っていることが聞き取れるようになりたい」と伝えると、マッチするカリキュラムを教えてくれると思います。

子どもに言葉を教えてあげましょう

リスニング能力ってベースとして何があるかわかりますでしょうか?語彙なんです。日本語でも、同じだと思うのですが例えば難しい医学用語を言われても、聞き取れているかもしれないけど、意味がわからないから結局伝わらないですよね。
それと同じで聞き取りたい場合は言葉を知らなければいけないわけです。
では、どんな言葉を知らなければいけないのか。
それは、学習に沿った内容の言葉です。例えばアルファベットを学ぶときに「Alphabet」しか知らない子と「Upper Case(大文字)」「Lower Case(小文字)」をの意味を知っている子では差が出ます。
前者は、アルファベットの話をしていることしかわかりませんが、後者の子は、大文字か小文字かの判別までできるということになります。この差は、アルファベットレベルですと、視覚情報もあって補完しやすいですが、特に会話となると、語彙力の差がそのまま学力の差として反映されるので、特に注意が必要です。
つまり、知っている言葉が多ければ多いほど相手の言っていることについて、予測しやすくなるので、子どもに理解できた!という成功体験を与えてあげることができるようになります。

大切なのは予測力

語彙力をつける本当の目的は、予測する精度を上げてあげることにあります。何度も申しますが、日本語と英語は、まったく音が違うので完全に聞き取ることができるなどという幻想は捨てたほうがいいです。
でも、まったく聞き取れないわけでもない。聞き取れる単語を増やすために、知っている単語を増やすという方法をとるべきだと申し上げております。
それは、単語帳とにらめっこするのではなく、オンライン英会話を学ばせているのであれば、次の単元を知って、アルファベットならUpper Case、Lower Caseを学ばせるなど関連ワードを教えてあげればいいだけです。
そうするだけで子どもは先生が何を言っているのか、すべて聞き取れなくても「こうかな?」と試しながらレッスンを受けるでしょう。
残念ながら年齢にもよりますが子どもにはそこまで何が必要なんだろうと考える力はまだ備わってません。親が最初はそのように見せてあげることで子どもはその姿をまねていきます。
最初は大変だと思いますし、本当に理解できるのですが、是非一緒に頑張りましょう!

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