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意外と知らない「合同会社」の話

いきなりですが、皆さんは「合同会社」という言葉をご存知でしょうか。
僕が起業し設立した会社は、合同会社です。

「合同会社」とは、法人格の一つです。
法人というと、「株式会社」をイメージされる方が多いと思いますが、法人格には種類がたくさんあり、その一つが「合同会社」です。
今回は、知らない方も多い「合同会社」を選んだ理由について書いていきたいと思います。

なんで合同会社?

「合同会社」の詳しい説明は、詳しく書いたブログや記事がたくさんあるので割愛しますw
なぜ合同会社を選んだかというと、いくつか理由があります。
個人的な理由になるので、偏見や偏りが大きいかもしれませんが、
①設立費用が安い
②株式成りのイベントがある
③名刺交換の際によく聞かれる
選んだ理由としては、大まかにこの3つです。

①設立費用が安い

株式会社と比較した場合、登録免許税だけでも9万円の差があります。
起業時はできるだけコストをかけずに準備をするのは鉄則ですよね。
「たった9万円なら株式会社の方がいい」と思うかもしれませんが、創業時に見栄のために9万円をかける意味はありません。
事業の内容や、取引先との関係などの理由で「株式会社」が必要な業種もあると思いますが、理由がないならコストが低い方を選びましょう。
見栄を張りたいなら、儲かってからで十分間に合います!

僕の場合は、フリーランスや個人事業主なら比較的コストも安いので、株式や合同云々以前に会社の設立自体に抵抗があったのですが、取引先との関係により「法人格」が必要だったので、会社を設立し、設立コストの低い合同会社を選びました。

②株式成りのイベントがある

意外かもしれませんが、合同会社でスタートしても、いつでも株式会社へ変更する事ができます。
登記の変更手続きや諸費用など、コストはかかってしまいますが、合同会社から株式会社へ変わると、取引先やお客様へ「あそこの会社、儲かってるなぁ」というイメージを持ってもらえるかと思います。(完全に勝手なイメージですw)
なので、起業初期は合同会社ではじめ、株式会社へ変更が必要になったタイミングで再度検討する、という形で問題ないと思います。


③名刺交換の際によく聞かれる

実際に合同会社として起業し、色々な方と名刺交換をしてきましたが、「合同会社って?」という事を聞かれることは多いです。
会社規格としての認知度がまだまだ低いからというのはあると思いますが、ビジネスをしていく上では特に支障はないかと思います。
株式会社の方が認知度が高く、信用もあるというのはどうしても仕方のないことだと思いますが、会社の名前ぐらいで判断されるようでは、どのみち良い関係は作れないのではないでしょうか。

僕の場合は、これをネタに初対面の方でも割と話せるように持っていきます。
会社の名前で話すネタができるのは、逆にメリットでは?と思うくらいです。


自分の仕事内容に合わせて「株式会社」でも「合同会社」でも選べばいいと思いますし、どちらがいいかといったことは会社の規模によっても変わってきます。
個人的には、小さくスタートするなら合同会社からはじめ、大きくなってきたタイミングで株式会社へ変更するのがベストかなと思います。

以上、法人格の「合同会社」についてでした。

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