and factoryデザイナー座談会 #1<印刷業界からデジタル業界へ>
and factoryには、現在15名のデザイナーが在籍しています。(※1月時点)
様々な経験をしているデザイナーが多く、面白い人もたくさん。
そこで、今回は印刷業界(DTPデザイナー、グラフィックデザイナー)から、デジタル業界(アプリデザイナー)へ転職した3名で座談会を行いました!
印刷業界からの転職で悩んでいる方や、and factoryのデザイナーってどんな人がいるの?と気になっている方に、ぜひ楽しんでいただければと思います◎
and factoryへの転職のきっかけ
ーー3人とも今日はよろしくお願いします!まずは転職のきっかけから聞かせてください。
小野寺 私の場合は、前職が派遣社員だったこともあって、正社員になりたいな〜と思ったのが一番最初のきっかけでした。
漠然と転職を考えていた中で、知人からリファラル採用で紹介を受けて、マンガも好きだったこともあり、and factoryへ入社を決めました。
安田 私はリファラル採用で誘われたのが、一番最初のきっかけですね。
今後はアプリのデザインもできた方が、将来のキャリアにも役立ちそうっていう気持ちもあったので、転職を決めました。
ーー小山さんは、最近and factoryへジョインしたばかりですが、いかがですか?
小山 私は、もともと紙媒体以外のスキルも取得したかったので、転職しようと思いました。エージェント経由でand factoryを紹介していただき、マンガも好きだったので、入社を決めました。
デジタル領域への不安
ーー印刷業界の経験は皆さん豊富かと思いますが、デジタル業界への不安はありましたか?
小野寺 そもそもIT企業で働くことが初めてだったので、こんなおしゃれな会社でやっていける…!?って最初は思っていました。
業務でいうと、RGB(デジタルで使用する色)に慣れてないし、WEBもアプリもやったことがなくて、UIの知識も0の状態だったので、すごい不安でした。
小山 私もこれまで紙しかやってきていなくて、全くの未経験の領域なので、技術・環境面でついていけるか不安でした。
内定をいただくまでは、そもそも採用されないんじゃないかな、っていう不安も…。
安田 私の場合は、前職でWEB領域の経験があったので、アプリ領域でも経験を生かせると思っていたこともあり、そこまで不安はなかったですね。
ただ、前職ではIllustratorをメインでデザインしていたので、Photoshopでデザインをする、というのがすごく違和感ありました。
ーー確かに、ツールも印刷とデジタルで結構異なりますよね。
他にも違うところはたくさんありそう。
小野寺 そうですね。ツールだけでなく、使用する色も結構違うんですよね。
CMYK(印刷で使用する色)とRGB(デジタルで使用する色)の色の出方も違うので、最初は色彩感覚に戸惑いがあって、苦戦しました。
安田 印刷業界だと色校が必要なので、何度も印刷して確認してしましたね。
小野寺 印刷の場合だと、紙の種類とかでも印象が変わるから、紙見本帳を見て紙選んだりとかもやっていましたね。
and factoryに入ってからのギャップ
ーー 入社してから、業務や環境でギャップはありましたか?
安田 私は、OS(iOSとAndroid)でデザインが分かれていることを知らなかったので、それは驚きでしたね。
そもそもエンジニアがいない会社から来たので、エンジニアという職種があることも新鮮でしたし、エンジニアの人数も多くてびっくりしました。
小野寺 入ってびっくりしたのは、IllustratorやPhotoshopだけでなく、そのほかのアプリやツールをみんなが使いこなしていることですね。
古い会社から来たので、会社の福利厚生の部活動や、勤怠ツールなども、本当に全てが最先端に感じました。
ーー 入社してから、会社の雰囲気はどうでしたか?
小野寺 みんながフレンドリーで、馴染みやすい雰囲気だったので、すごく助かりました。
わからないこともすぐに聞ける雰囲気で、最初の不安は割とすぐに無くなりましたね。
小山 面接の段階から、フランクな感じだったので、入社してからもそこは違和感がなかったですね。
面接してくれた上司も、すぐに飲みにいきましょう!と言ってくれたり、すごくいい雰囲気の会社だなと思っています!
入社して役に立ったスキル
ーー ちなみに、印刷業界から転職してきて、役に立ったスキルなどはありましたか?
小野寺 やっぱり印刷は後からの修正ができないので、細かく確認する癖がついていて、それは今の業務においてもすごく役に立っています。
あとは、前職で人物のレタッチ作業の経験があったのですが、今の担当業務でも活かせていますね!
小山 私も、小野寺さんと同様にはなりますが、何度も確認する癖がついていることですかね。 バナーに使用するキャッチコピーや、コピーライト等を逐一確認することで、よりスムーズに業務が進められているかなと思います。
安田 私の場合は、まず第一にデザインの基礎知識を身につけることができたことですね。
and factoryのロゴ刷新の際に、会社の新名刺のデザインを担当したのですが、ビジネス用名刺のような堅いデザインをつくる感覚は、過去の経験のおかげだなと思いました。
あとは、私も確認は細かくやっていました。今も続けていて、そのおかげでミスも防げているので、役立っていると思います。
ーー みなさん本当に確認も細かくされていて、信頼できる方々だな、っていつも見習わせてもらってます!
みなさんのそれぞれの印象はいかがですか?
安田 小野寺さんも小山さんも、印刷業界の経験を今の業務でしっかり活かしていらっしゃるなと思います。
小野寺 お二方とも、確認を細かくしたり、色にこだわったり、かなり丁寧な仕事をされているなと思いますね。デザインのクオリティが高いのも、すごく頷けます!
小山 安田さんは、以前ポートフォリオを見せていただいたことがあるのですが、冊子一冊の構成をお一人でラフの段階から作成したり、ディレクションの経験もやられていて、すごい方だなと思います。
小野寺さんは、自身の担当されているアプリを良くしていこうという姿勢をすごく感じる方ですね。
これはand factoryのデザイナー全体にも言えることですが、向上心のある方が多い印象で、同業のアプリとの比較をしたり、様々な意見を聞いてその後に活かしていく姿勢がとても新鮮で素敵だなと思います。
転職してよかったこと
ーー and factoryへ転職して、よかったなと思うことは何かありますか?
小山 すごく働きやすいところですね!
業務外での煩雑なことがなく、今はリモートワークなこともあり、自分の仕事に集中できる環境なので、すごく助かっています。
プライベートの時間も、より充実できるようになりました!
安田 チームで仕事をしていることもあって、相談しながら色々なことができるのがすごくいいですね。
数値がすぐに目に見える環境なので、アプリ運用やグロース、分析が出来るのは、良い経験になっています。
小野寺 and factoryは、ちゃんと人を評価してくれているな〜と思います。
数字の結果でなく、人柄や仕事への姿勢も評価に反映してくれるのは、すごくモチベーションになっています。
あとは新しいツールに触れる機会が多かったり、自社アプリのデザイン担当なので、愛着もあるし自由がきくので、仕事の幅が広がりました!
ーー デジタルだと、新しいツールに触れる機会は増えますよね。
and factoryはデザイナーが多いこともあって、それぞれが得意な分野だったり、UIに関する勉強会を開いてくれているので、学べる環境があるのは助かりますよね。
小野寺 それはすごい思いますね!勉強会はすごい助かっています。
あとはデザイナーとしての感覚が近い人がたくさんいる環境なので、気軽に相談したり、成長しあえているのが、すごくいいなって思います。
*勉強会の詳しい様子は、以下の記事でお読みいただけます!
今後やってみたいこと
ーー 最後に、今後やってみたいことなどはありますか?
安田 デザインが売り上げにどれくらい影響しているかが、まだまだわからないので、数値の変化を見たりが楽しいですね。数値の分析は、今後も引き続きやっていきたいと思います。
小山 私はまだまだ入社して間もないので、しっかりPhotoshopに慣れて、バナー制作が独り立ちできるようになりたいですね。
UIの領域も、今後挑戦していきたいです!
小野寺 そうですね〜。
私は会社の役に立ちつつ、楽しく仕事ができればと思います!笑
ーー 3人とも面白い話をありがとうございました!
執筆:and factoryデザイナー いしだ
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