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中途半端な飽き性さんに贈る「がっかり」防止マインドセット

こんにちは。CHIHIROです。

栃木で
✔キャリアカウンセラー
✔ファッションコンサルタント
✔タップダンス講師
として活動しています。

わたしは、
・好奇心旺盛、ゆえに器用貧乏
・大胆なくせに、本当は超臆病
・社交的なのに一人が好き

そんな【HSS型HSP】と呼ばれる気質をもっています。
このめんどくさい(笑)気質を活かした働き方をするため【複業スタイル】を実践しています。

このnoteでは【自分が自分でいられる時間】で人生をつくるをテーマに、

✔他人の目を気にせず素直でいるためには?
✔️自分のめんどくささを乗りこなすには?
✔複業ってどんな感じ?
✔飽き性・器用貧乏なんだけど、どうすればいい?
✔️好き・得意を仕事にするには?

など、自分の気質を受け入れ【個性を生かしてマイペース・マイルールで生きるヒント】を綴っていきます✍︎✨

自己紹介はこちらの記事にて🥂


☾ ☾ ☾ 

HSS型HSP気質の人の特性のひとつに、「好奇心旺盛」がありますよね。

これってとても良いこと……ではあるんですが。
この記事を読んでくださっているみなさんは、この「好奇心旺盛さ」に、ちょっと悩んでいらっしゃるんじゃないでしょうか?

好奇心旺盛ゆえに、色んなことに手を出しすぎて

✓ひとつのことを長く続けることがニガテ。
✓結局、なんにも身についていない。
✓「わたしはこの分野の専門家です」と言い切れない。

「好奇心旺盛」といえば聞こえはいいけれど、これは「飽き性」であることの裏返し。上澄みをすくっては、次のことに手を出して、これといった強みやスキルがない……。

わたしも、この「好奇心旺盛」もとい「飽き性」にずいぶん悩まされてきました。

ですがいまは、数年単位で続けられていることがいくつかあります。
そのひとつがタップダンスで、かれこれ6年が経とうとしています。そして、続けてきた結果、教室で講師を任せてもらえるまでになりました(嬉しい!)。

ということで今回は、飽き性がコンプレックスな方に向けて飽きずに続けるためのヒントをお届けしたいと思います!

☾ 


◆ ヒント1:飽きる=満足する

飽きずに続けるためにはまず、「飽きる」とはどういうことか、しっかり定義しておくことが大切だと思ってます。

わたしは「飽きる=満足する」と捉えることにしています。こうして定義しておくと「がんばりどき/やめどきの見極め」ができるようになります。

そもそもどうして「飽き性」をコンプレックスに感じるんだろう?と考えたとき、わたしのなかには「中途半端にやめちゃう自分がキライ」という感情がありました。
「キライ」を分解していくと、「かっこわるい」「甲斐性がない」「根性がない」など色々なダメ出しが出てきましたが(笑)、一番大きいのは「お前にはがっかりだ!」という感覚。

楽しそうと思って始めたのに、気が変わってしまった。
やってみたけど、なんか違った。

そんな自分に対する「また、あきらめたんですね」というがっかり感です。

この自分への失望を感じないためには、「いまは、やめどきなのか?がんばりどきなのか?」をしっかり見極めることが大事だと思っています。つまり「わたしは満足したのか?」をちゃんと確認することが大事

「なんか飽きたな~」と感じたときは、「やりきった!満足!」と感じているかどうか?を自分に確認する。すると「中途半端にやめる」ことはなくなります。

もし目指す状態にたどりついたとき、「よし、もっとこの先に進もう」と思ったら続ける。「ああ、これで十分だな」と思ったらやめる。

目指す状態になかなかたどりつけないときは「どうしてだろう?」と考えながら、色々試す。つまり、がんばる。

それでもうまくいかなかったり、モチベーションが湧かないときは「本当にその状態を目指しているのかな?」と自分に問い直し、納得のいく答えをさがす。
その結果、目標設定が自分の本心とズレているときは、がんばり方を修正する。ただめんどくさくなっただけのときは「逃げ」なのでやめない。

「満足したか?」を基準にすると、仕事でも趣味でも「がんばりどき」と「やめどき」を見極められるようになります。すると「中途半端にやめる」ことはなくなり、自分にがっかりすることはなくなります。


◆ ヒント2:「満足」のハードルを下げ、過程を楽しむ

中途半端にやめないためには「満足」の状態を自分で設定する必要があります。

そのときの注意点は、「ハードルを上げすぎない」こと!

HSS型HSPやマルチ・ポテンシャライト気質の人って、総じて「目標」に対する理想が高い気がします(自分自身も含め……笑)。

例えばみなさん、すぐにトップレベルの「すごい人」と比較しがちじゃないですか?

HSS型HSP気質の人たちは、観察力が優れていたり、本質をとらえるのが得意だと言われています。
そのため、コツや要領をつかむのがうまかったり、初期の吸収力がすごかったりと、上達が速い。だから、滑り出しがとっても上々笑
周りの人から、なんでそんなふうにできちゃうの!?とか、すごい!才能あるんだね~!と驚かれたりします。

でも、この「得意」に落とし穴が、ここにあると思っています。

というのも、なんとなくできる自分にちょっと期待しちゃうのと察しの良さから「すごい人」のすごさに怯んでしまうから。

ちょっといい感じにできる

何者かになれる可能性を一瞬感じる

しかしすぐに「すごい人」のすごさを認識

「すごい人」になるのって超大変だ!と察する

自分にはムリだと諦める……

みたいなルート、たどったことはありませんか?

観察力や直観力のおかげで、なんとなくうまくできちゃうために、「ついに『何者か』になれるものに出会えたかも!」と期待する。

しかしその能力ゆえに「トップの人のすごさ」も同時に分かってしまう。その人がたどってきた道のりの長さ・険しさを察して、「自分にはムリだ」と諦める。最初にちょっと期待があるだけに、自分にはムリだ、と分かった時のショックは大きいです。

わたしはこのルートに乗っかってしまって、やめてしまったことが結構あります。。
でもこのやめ方(飽き方)って、すごく不毛だと思いませんか?

自分に言ってやりたいんですけど、客観的に考えて、まず、比較対象がいきなりトップの人なのがよくないです。
なぜいきなりトップと比べちゃうのでしょう。「満足」のハードルを上げすぎです。

たぶん「何者か」になろうという意識が強いあまり、目標を高く設定しがちなんじゃないかと思います。

ほかにも、「完璧にやろう!」とか「一番になる!」とか。
「何者か」になれる可能性がすこ~しちらつき、期待するがゆえに、大きな目標を立ててしまう
でも、そんなに簡単には達成できないから、苦しくなってやめてしまう。

「飽き=満足」ではなく「諦め」になっちゃうんです。
目標設定が高すぎるから、自分で諦める理由を与えてしまうの、すごく不毛だな~って、反省してしまいます。

もちろん、大きな目標を立ててもOKだと思うんですけど、その場合は「小さな目標」を積み重ねていくようにするのが良いです。

小さな目標を達成して「満足」を感じながら、どこまで行くか自分と相談しながら進む。そうすれば、自然と大きな目標に近づいていけます。

小さな達成感や、適度なストレス・プレッシャー。
それらを感じながら、目標までの道のりを楽しむこと。これが飽きずに続ける秘訣だと思います。


◆ 小さな「飽き」を積み重ねていこう

「飽き=満足」と捉えることにしたのは、「飽きる」の語源を知ったからです。
「飽」という字はもともと「お腹がいっぱいで満たされている」つまり「満足」という意味。ネガティブな意味合いではないんですね。

そもそも、色んなことに興味をもつ自分を肯定出来ていたら、「飽き性」に悩むことはないと思います。「続かない自分」を「ダメ」と思っているから、悩む。

仕事でも趣味でも、数をこなしたり、時間をかけないと分からない領域は確実にあります。
その領域を、自分は決して見ることが出来ないんだ……と思うから、飽き性な自分にがっかりするんですよね。

5年以上続いたことが「小学生」くらいしかなかったわたしが、タップダンスを続けられたのは、間違いなく、「飽き」の気持ちを良い感じに扱えるようになったからです。

「うまくいかない~」とか「自分にはムリかも~」などと思ったことは当然ありました。でも、目の前の小さな目標に集中し、達成することで「満足」を積み重ねてきた結果、講師として教えることができるようになりました。

「飽きる」を「満足する」と捉えることによって、安易にやめない自分になる。すると、自分への信頼が増していきます。もちろん、経験はどんどん積みあがっていきます。

「飽きちゃう自分」に悩んでいる方はぜひ、小さな「飽き=満足」を重ねていくイメージをもちながら、楽しみながら取り組んでみてくださいね。


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