町田美紀/フードエディットカンパニー㈱VISIONECT代表/デザイナー

「おいしいを真ん中に課題を希望へ」をミッションに掲げるフードエディットカンパニー株式会…

町田美紀/フードエディットカンパニー㈱VISIONECT代表/デザイナー

「おいしいを真ん中に課題を希望へ」をミッションに掲げるフードエディットカンパニー株式会社VISIONECT代表。つくるひと、料理するひと、食べるひと。食にまつわるみんなが幸せだったら!人と食を通して課題に向き合いながら、1人でも多く、幸せになれる事業をつくりたい。

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嫌いだった高知にUターンして13年目。そして...

2024.4.12更新 はじめまして、町田美紀です。 2011年に東京から高知にUターンしました。東京では建築士の夫とデザイン&建築事務所を経営していて私はデザインやブランド開発を担当。ファッション、コスメ、フレグランスなど華やかな業界にも多く携わっていました。Uターンしてからは制作業務とは別途、ゼロベースからプロジェクトをいろいろ立ち上げて育てていますので、自己紹介としてまとめてみました。 【2012年】 BAR VALERIAN@ひろめ市場 誕生ー 3年間営業したのち

    • 古民家から"共創型キッチンスタジオ"までの道のり/vol.2 お試し3年間

      vol1.の理想と現実に続いて、vol.2はお試し3年間、とにかく使ってみた編です。 まずはおいしいものを囲んで キッチンがあるなら、まずはおいしいものをみんなで食べる。というシンプルな企画で、次々と食事会を企画。ときには料理人の方をお呼びして作っていただいたり。 自宅に呼ぶのはちょっとだけど、持ち寄りで集まりたいって時には最高の場所ということは分かったけど、この高知でビジネスになるかは謎。→ 実際に現在、そういった目的で借りてくださっている会員さんは1割いません。

      • 古民家から"共創型キッチンスタジオ"までの道のり/vol.1 理想と現実

        共創型キッチンスタジオ「Brew」があるのは、高知県の中心地に位置する高知市はりまや町。さらには日本ではわずかと言われる貴重な木製アーケードが特徴のはりまや橋商店街の中。 物件との出会い まず、私が "食" により深く関わるきっかけになった「こうち食べる通信」の話を少し。「食べる通信」は、東日本大震災がきっかけで生産者を支援したいと誕生した情報誌で、食べていただきたい食材を付録として同梱し、読み物と合わせて定期的に会員さまにお送りするシステムが特徴。高知でも立ち上げたいと

        • 伝わる!アイデアシート (ダウンロードフリー)

          おいしいを真ん中に食の課題を希望へ変えるフードエディットカンパニー株式会社VISIONECT代表の町田美紀です。 高知県にUターンして13年間、多くの商品や事業開発に携わっています。一番スキルが長いデザイナーとしての視点から商品開発に関する講義もさまざまな地域で担当しています。今回ご紹介するアイデアシートは、ものづくりやことづくりに携わる参加者の方へ共有しているものです。 相談する側もされる側も時間に限りがある ご相談いただく際には、まず何をやりたいのか、どんなビジョン

        • 固定された記事

          "おいしい" 時間を共有したくて

          私ごとになりますが、「おいしいを真ん中に課題を希望へ」をミッションに掲げるフードエディットカンパニー株式会社VISIONECTを昨年設立いたしました。 今年1月より地域とシェフをつなぐ地域創生プロジェクト「and.CHEF」の立ち上げ、地域の食材をふんだんに使った食を楽しんでいただく企画を都内や高知で開催しています。 イベントが活動目的ではありませんが、最終的に目指しているのは地域の課題に寄与したい想いを持つシェフのコミュニティとして、さまざまな課題に挑戦していきたいと考

          私らしさが活かせる社会をつくるために

          現在、15万部以上のベストセラー「世界最高の話し方」の著者である岡本 純子さん主催の「世界最高の話し方学校」の第1期生として学んでいます。 先日はなんと菅義偉元総理から直々の特別講義でして、覚悟を持って全力で向き合い結果を残された実行力を体感しました。 貴重なお時間をいただき、私からは2点お伝えすることができました。1点目はインバウンド施策により大変恩恵を受け、高知おせっかい協会としてボランティア活動させていただいた活動についてとお礼を。もう1点は、高知県もですが全国的に

          贈り物で繋がるコミュニティ

          少し前になるが、自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ『She is』さんからの9月ギフトが届いた。 中身がわからない贈り物が届く"ワクワク感"って思い返してみれば久しぶりなことかも。箱を開ける時のドキドキ感とともに小学生の頃から贈り物が大好きだったことを思い出させてくれた。小学生の頃は、どんな小さなプレゼントもお花も買ったままではなくて、その人に合った包装や演出を加えてサプライズすることが好きだったんだ。 せっかくだったらプレゼントを渡す時

          地方でPRを仕事にする。

          私は現在デザインを軸に商品開発をはじめ様々な企画やプロジェクトに携わらせていただいていますが、スキルとして一番長いのは、実は"ウェブサイト"の企画・開発。 また、全くのゼロベースから"ブランド"に育てる、ということも試行錯誤しながら続けています。そうして5年目になる "SoulSoils"は、協業という形でチャレンジさせていただいている"UNION LAUNCH"さんの初直営店となる高島屋日本橋S.C店の中に常設の"SoulSoils"スペースがオープンしました。 その大

          おわりははじまり

          2015年に「2011.3.11」を堺に変化したことについてインタビューを受け、とある出版のために書いたものでしたが、結果ボツになった原稿。そこからさらに3年たったいま、初心を忘れない為にも残しておこうと思い公開します。 ・・・ 物理的な "ぐらつき" が心の奥底からの "ぐらつき" に変わってしまった一瞬の出来事。 まさか自分の家がこんなことになるなんて... 想像を超えるメチャクチャな家に到着したのは震災から数日後。 震災時、静岡へ出張中だった私は、連絡が全く取れ