【映画感想】レイクサイドマーダーケース(2004)
東野圭吾原作のミステリ邦画。(原作未読)
フックが中学お受験なのは2002年の原作だと思えば納得。
別荘に集まった3組の家族と関係者なんて設定、密室&愛憎うずまく王道ミステリ?と思わせておいて、ちょっとハズしてくるのが東野ミステリらしく、ひねったミスリードはさすが。
平成のベタさを匂わせつつも個性が出すぎずのさすがの安定ベテランキャスティング。トヨエツっぽいトヨエツも味わい深い。
ストーリーの最後も人間の闇の余地を残しつつ◎。
アラフォーのサクッと平成邦画ミステリな気分にピッタリ。
と思ったら、映画ラスト1分くらいの映像演出はいらないでしょう、監督!ってなっちゃって残念。途中の演劇風味演出には目をつぶるけれども、これはダメじゃないかなー。
なんか、普通のミステリじゃなくサスペンスとかホラー風味の味付けにしたかったんだろうけども、原作がミステリ名作なだけにただの蛇足では。
#映画感想文 #レイクサイドマーダーケース #映画 #ネタバレ
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