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【映画感想】マザーレスブルックリン

2019年公開のノワール系探偵サスペンス作品。

舞台が1950年代ということで、レトロでモダンな映像とジャジーな音楽で雰囲気が素晴らしく、サスペンスの本筋よりも楽しめる(笑)作品で、私は好み!

衣装と小物も最高。車とライブシーンがかっこよすぎる。

二時間半近くあり、長いよ!とツッコミをいれがちな私ですが、これは雰囲気がかなり勝っていて長さを感じず。
実際の50年代ノワールの切なさと特徴ある主人公に、ハードボイルド少々をトッピングした複雑なようなそうでもないような社会派まったり系サスペンス。

同じ2時間半作品で前回紹介したソディアックとの違いは、シュッとしたピリピリ感・グイグイ感のあるカッコよさVSモダンなまったり感・レトロな余裕あるオシャレさ、みたい感じでしょうか。どちらもドヤ顔っぽくはありますが(笑)

主演のエドワード・ノートンが脚本・監督もしているので、確かにナルシズムを感じなくもないですが、自分へのナルシズムというよりは50年代ノワールと50年代のアメリカという場所を練りこんだコンセプトと映像、みたいなところでそれが発揮されている様子。

あと、ブルース・ウィルスが脇役って初めて観たので新鮮でした(笑)似た人だなーって思ってたら本人だった(笑)

なんだかんだスピード感には欠けるので好き嫌いが分かれそうな、まったりオシャレノワール。流し見できるほどゆるいストーリーではないですが、映像美を楽しむ2時間半がある人はぜひ。

#映画感想文 #マザーレスブルックリン #映画 #ネタバレ

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