見出し画像

第11回おりおりめぐり〜お盆と七夕〜

こんにちは!夏ですね!蝉も鳴き始めました。夏バテになりそうな暑さですが、気をつけましょう…☀️

突然ですが、最初にわたしの最近のエピソードからお話させてください^^
7月13日の帰り道、庭先で揚げ物のときに使うバットと網のようなものに火をつけている人を所々で見ました。なんだろう!と思い、調べてみると盆入りの「迎え火」と分かりました。これは、お盆に戻ってくる先祖が迷わないように目印として玄関先で火を焚き、火を外から内に向かって跨ぐという風習だそうです。

(お盆とはてっきり8月の行事と割り切っていたのですが、この迎え火は盆入りの7月または8月13日の夕方に行うものとのことでした。比較的身近に感じていたお盆の行事でさえも、知らないことはまだまだあるのかもしれないと発見した日でした!👀笑)

先祖の霊は16日にはあの世に帰ります。今度は「送り火」として迎え火と同じ場所で火を焚き、その際は家の内から外へ向かって火を跨ぐそうです。

「お盆」とは、先祖の霊に家に帰ってきてもらい、供養して感謝を捧げるもの。帰省を思い留まってしまうご時世となりましたが、ご先祖様や家族を大事にする機会にしたいですね☺️

画像1

では第二のお題へ。これぞ7月の代名詞、「七夕」についてお話ししたいと思います🎋

七夕と言えば?💫

織姫!彦星!天の川!1年に1回の再会!願い事!
…と結構イメージが上がってきそうですね。でもどうして願い事をして、願い事を書いたものを笹に飾るんでしょうか?☺️

七夕には複数の由来があります。
①『七夕伝説』:中国伝来の伝説。織姫(機織り)と彦星(牛使い)が仲が良すぎて働かなかったので、引き離されたのですが、働くことを条件に年に一度の再会を許されたという少しチャーミングな要素もあるお話です。
② 『乞巧奠(きっこうでん)』:中国で7月7日に針仕事などの技術の上達を願う行事。
③『棚機津女(たなばたつめ)』:豊作を願い着物を織って棚に供える、日本で古くから行われていた行事のことを『棚機(たなばた)』といい、旧暦7月6日〜7日に行われていたそうです。その着物を織る人("棚機津女")が織姫と結びつき、"たなばた"と呼ぶようになったそうです。

こう見てみると、いろんな要素が重なってできた行事なんだなぁと感じます。因みに、願い事を飾るのに笹を使うのは、真っ直ぐ伸びることから生命力にあふれる神聖な植物とされているためだそうです🎋

七夕和菓子

いかがだったでしょうか?^^
実は七夕にはまだまだエピソードが隠されているのですが、また機会があればいつかお話ししたいと思います☺️
あ、最後に一つだけ!七夕は7月7日のイメージが強いと思うのですが、東北や北海道など一部地域では旧暦7月7日を意識して8月に七夕行事を行うそうです。まだ願い事をしていないあなた、8月でも間に合いますよ!😉

ここまで読んでくださってありがとうございました。あなたの願い事が叶いますように😉🙌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?